DKΣ3713 20080803 メイキング映像
今回、メインのスクリーンではなく、会場に設置されたグラスビジョン(ガラス板に映像を投影するモニター。音声は出ていなかった)に、野村さん自身が撮影した、各タイトルの……というよりも、いわばイベントのメイキング映像が公開されていました。その内容は、あえてここでは触れませんが、PlayStationの仕事をしていてよかったですし、これからも続けていける(だろうw)自分を幸せに感じました。
時々、そういうことを書いていますが、PlayStationとは何なのか? ということを、最近、よく思います。PlayStationは、特異なエンタテインメント・プラットフォームです。その姿が、こうやって1人のクリエイターと、彼を支えるチームから浮かび上がってくる。彼らは決して、PlayStationを必要としているわけではなく、PlayStationを選んでいるだけなのですが、選ばれるPlayStationとは、では、何故なのか? そこに僕も惹きつけられ続けて、この十数年を生きてきました。
思い起こせば20年前。僕は渋谷、原宿、表参道界隈で働いていました。何をしていたかはともかく、その当時の自分と今の自分に、僕は大きくて深い断絶を感じていました。それでもイベントの帰り道、まだまだ炎天下の表参道を、iPod touchでEP-4が80年代に発売したアルバムを聴きながら歩いていて、なんとなく、うっすらぼんやりと、当時の自分と今の自分を結ぶキーが見えたような気がしました。
数多くのPSPタイトルが発表され、「ヴェルサス XIII」はワールドワイドでPLAYSTATION3オンリーだということも発表されましたが、もしかすると、個人的にはそのことが一番、うれしかったかもしれません。
ちょっとこうね、肉体改造でもやろうかな。
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