【.】タイトルは「.」。どう読めばいいのかもわかりません
■ustwo
■価格:230円
(C)ustwo 2009
キャラクターはボール。本体を傾ける。時間が過ぎていく。こうした基本的な要素が共通する3タイトルの第1弾タイトル。iPhoneゲームの大きな特徴でもある「これでいいんだ」系タイトルの旗手。
まず、この『.』というタイトルをどう読むかがわからない。普通に考えれば『ドット』なのだろうが……正解なんだろうか。また、AppStoreでもタイトルで検索することが(事実上)不可能なので、開発元の名称で検索してみてほしい。
さて、このタイトル。『.』1本だけでもびっくりなのだが、シリーズで三部作になっているということにも驚かされる。すべてのタイトルに共通していることは、キャラクターは白いボールであり、時間に追われている。そのデッドエンドから逃れるために本体を傾けて、ボールを操作するということだ。言ってしまえばたったそれだけなのに、十分にゲームとして、遊びとして成立しているうえに、シリーズを通した美学のようなものすら感じさせる。ちなみに、どれを起動しても思わずハマってしまい、ついついプレイし続けてしまうという適度な(適度? かなぁw)中毒性もある。
「これでいいんだ」。そう言えるこんなタイトルが登場してくるところが、ゲームプラットフォームとしてのiPhoneの魅力だろう。
●ボールは小さくなっていく
白いボールは時間経過とともに小さくなっていく。青いボールに触れると大きくなるが、赤い三角に触れると小さくなる。残り時間が増えたり減ったりするような感覚で、何秒間生き残れるかに挑むというところが、このタイトルのゲーム性だ。
●白いボールは10秒で消えます
攻略というわけではないのだが、青いボールにも赤い三角にも触れないように操作してみたところ、ちょうど10秒で白いボールが消えてしまった。つまり、この10秒をいかに延ばすかというゲームなのだ。そう言ってしまうとなんといいますか……。
●いわゆる3D視点になりました
第2弾タイトルである『..』(ドットドットと読むのだろうか)。こちらは3D視点となり、白いボールは画面奥へと転がっていく。『.』同様、青いボールでタイムが延び、赤い三角は縮む。本体は左右にのみ傾ければいいので、プレイしやすいかも。
●下へ下へとボールを落とす
さらに! 第3弾タイトルの『...』(ドットドットドット?)もリリースされている。こちらは上から迫ってくる針から逃げるため、本体を傾けてボールを下の弾の穴に落としていくゲームだ。けっこう繊細な操作が重要なのだが、あせるともう……。