読む。ケイオスリングス（その0）

『ケイオスリングス』発売から、およそ1か月。今回の電撃iPhone／iPod touchでは、このエポックメイキングなタイトルを通常のRPGのようにクリアしたとかしないとかいうレベルで語り、風化させてしまうことを防ぐために、圧倒的な分量のテキストを用意した。ぜひ最後まで読み、そして、このタイトルについて、再び、語り出してほしい。 今回の長い長い記事は、3部構成になっています。 さっそくお読みいただく前に、今回の記事の流れを簡単に説明いたします。 まず最初のパート。ここが最も長くて重要なのですが、スクウェア・エニックスの安藤氏（本作プロデューサー）、開発を担当されたメディア・ビジョンの徳永氏（ディレクター）、白坂氏（メインプランナー）のお三方へのメールインタビューを掲載しています。本作の制作意図、その過程、あるいはiPhoneゲームや市場に対するお考えを、かなり赤裸々にお答えいただいているので、ぜひぜひ、じっくりとお読みください。いただいたお答えをまとめながら、かなり真剣に読んでしまいましたw　メールインタビューの経験も、決して少なくはないのですが、いや、今回はおもしろかったです。自分の記事でなんなんですが、おすすめです。 続くパートは、2つともツイッターを通してお寄せいただいたものなのですが、『ケイオスリングス』への御質問にお三方にお答えいただき、さらに、ユーザーのみなさんから御意見、御感想をいただき、掲載させていただきました。決して同列にというつもりはないのですが（程度や重要度の違いではなく、根本的な質が異なりますからね）、クリエイターさんの声とユーザーさんの声が、こんなにも近いのだという、ゲームプラットフォームとしてのiPhoneの特性を表現するために、このような手法をとらせていただきました。あわせまして、最後までじっくりお楽しみください。また、iPhoneBBSを主宰されているAppBankさんには、毎号のように御協力いただいていますこと、この場を借りて御礼申し上げます。 それでは！　最後までじっくりとお楽しみください。 ※この文章は電撃ゲームス 5月21日発売号に掲載されたものです。