【MHP 2nd G】夢にみたことのあるタツノオトシゴの調べ(6/8)
僕が次に試したのは弓でした。弓は以前、編集部の連中とフルフル(通常種)を狩りに行った時に、ナルガクルガの弓/闇夜弓【影縫】を持っていって成功したことがありました。闇夜弓【影縫】は無属性ですが、貫通が気持ちのいい弓です。フルフルの、あのまさにふるふるした巨体を貫通矢が貫いていく感覚には、えもいわれぬ気持ちよさがありました。辻本プロデューサーが弓に固執する気持ちが、ちょっとわかる気がしたくらいです。
おっ、これは、イケる……かも。
弓を試してみようと決めてから武具屋に向かってみると、水属性ではなかなかの弓、龍頭琴IIIを作ることができました。ところが、この弓が不思議な弓で、溜めれば溜めるほど、その攻撃力が下がっていくのです。どういうことかといいますと、一般に弓は溜めることで攻撃力を上げていきます。わかりやすい例では、角王弓ゲイルホーンは、そのまま撃つと貫通Lv3、一回、シャン! と溜めると貫通Lv4、もう一回溜めると貫通Lv5というように、溜めるごとに攻撃が強化されていきます。攻撃の種類が変わる弓もありますが、普通は、こうです。溜めれば強くなるのです。
なのですが、龍頭琴IIIはおかしな弓です。溜めずに撃つと拡散Lv5で、1回溜めると連射Lv2、もう1回溜めると連射Lv1に下がっていってしまいます。つまり、溜めずに撃つのが一番強いということになります。これには驚きましたが、同時にイケる! とも思いました。僕はうまく溜めながら移動できないから、弓が不得意なのです。しかし、龍頭琴IIIであれば、溜めずに撃てばいいのですから、僕でも使えそうです。また、これは実際にクエストに出てみてから気がついたのですが、拡散矢は横に広がって飛んでいきます。そのため、全弾フルフルに命中! というわけにはいきにくい反面、周囲の小型モンスターに当たることもあるわけです。
ガンナー系武器でいっている時には、この小型モンスター達の動きがなかなか侮れません。実際、弓でいった最初のクエストでも、逃げようとするところをブランゴに押さえられ……ここ、注目していただきたいのですが、攻撃を喰らったわけではなく、ただ、僕の進路にブランゴがいたために移動できず、フルフルのその場電撃を喰らって力尽きたりしました。しかし、拡散矢であれば、いくらかは小型モンスターにもダメージを与えられるので、早い段階で彼らを排除してしまえるというわけです。
すばらしいよ! 龍頭琴III。
絶妙に小型モンスター達も狩りながら、クエストは順調に進み、20分ちょっとでフルフル亜種の捕獲に成功しました。討伐ではなく捕獲ですが、ランスよりも時間が短縮できたことはまちがいありません。
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