具体的な立ち回りに入ってからは、僕は
アカムトルムの右後ろ脚だけを狙います。これははっきり、一人プレイの時はそうしています。というのも、
アカムトルムのなぎ払い尻尾は左半身側でぶんっと大きく振られてくるので、常に
アカムトルムの右半身を意識した立ち位置をとり、予備動作が見えたら駆け寄って、間に合えば右後ろ脚、間に合わなかった場合は右前脚に乱舞を叩き込むようにしました。おおざっぱな捉え方ではあるのですが、
アカムトルムは向かって左側（右半身側）が安心。これが僕の結論でした。また、右後ろ脚は的としても大きいのでw 単純に狙いやすく、攻撃を集中していればいればこかすこともできました。こかした後は、当然、尻尾切りです。尻尾に向かって乱舞を叩き込み、なんとなく平均的に20分前後に尻尾を切ることもできていました。
とはいえ、この個人的な基本立ち回りに至るまでに、試行錯誤がなかったわけではありません。編集部で
アカムトルムの話をしていた時に、「
双剣なら腹の下で乱舞ですよ」という言葉を誰かから聞いていたのです。確かに、確かにそういう立ち回りもあるとは思います。ただ、僕はおすすめできません。なぜなら、
アカムトルムの身体は大きすぎるので、腹の下に入ってしまうと腹部を見上げることしかできず、ヤツが繰り出してくる攻撃の予備動作がまったくわかりません。調子に乗って乱舞していると、なぎ払い尻尾の最初の方の動作で下腹部の当たり判定を喰らってしまったりしました。効率的かつ効果的な戦法なのかもしれませんが、安全性には欠けると思います。
アカムトルムに慣れてから試してみるのが無難でしょう。必勝を期するなら、やはりちゃんと距離を取って右半身狙い。こちらをおすすめします……なんて……なんか偉そう。
ただ、偉そうになるのも許してくださいと言いたいくらい、何度も何度も
アカムトルムは麻痺り、僕たちは容赦なく攻撃を加えました。ある時などは、僕が不用意に攻撃を喰らってすっ転がされている=
アカムトルムから遠くに追いやられているタイミングで、リリーが
アカムトルムを麻痺らせたりしました。もうちょっと待ってくれよ、リリーorz とは思いましたが、それでも僕らは笑いあっていました（たぶん、リリーも笑っていました）。心地よい緊張感に満ちた30分強が過ぎ、見事、覇竜討伐に成功しました。
剥ぎ取りを終えた僕たちは勢い込んで採取ポイントに走り、なにかの草を集めていました。原始時代のお肉のイメージのように、おいしそうな切り口をさらしている尻尾からの剥ぎ取りは、すっかり忘れてorz 言えよ、リリー。
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