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(【金獅子への道・麻痺ってどうかなぁ】から続く)
メラルーガジェットでの
ラージャン戦は、思っていたよりは順調に続きました。感動的だったのはオートガードです。何も入力していない時に攻撃を受けても、その名の通り、自動でガードしてくれるのです。これは便利だ……と、思ったのですが、
逆についボタンから指を離してしまって、何もしないで、ただガードだけしてしまうような時間も増えてしまい、ク
エストの進行が、ちょっとだらしない感じにもなりました。緊張感がないというか……。それを反映したのか、何度か
ラージャンを痺れさせ、ペイントボールで大タル爆弾Gを起爆させることに成功したにも関わらず、結果としては約25分を費やして、僕は3回、力尽きました。
片手剣では、やはり攻撃力が足りないのか。
その後も何度か
メラルーガジェットにオートガードで
ラージャンに挑んだのですが、結果は同じでした。僕が目標としている「最後の招待状」には2頭の
ラージャンが登場するのですが、最初は1頭だけです。10分経過すると2頭めが現れるのだそうです(未確認orz)。つまり、1頭めを10分未満で倒すことができれば、
ラージャン1頭ずつと戦うことと同じになるわけです。連続ではありますが、同時よりはずいぶんマシなはずです。そして、僕がその練習台として挑んでいる「金色の
雷帝」は、配信ク
エストです。おそらく……推測なのですが、この
ラージャン1頭は上位の
ラージャンではないか? つまり、
村長クエストである「最後の招待状」に登場するラージャンよりも強いのではないか? そう、考えることもできます。だとすれば、その
ラージャン相手に25分戦えるということは、「最後の招待状」の
ラージャンであれば、もしかしたら、もしかしたら勝てるのかもしれない……。
試してみるか。
ふと、誘惑に襲われました。「最後の招待状」を試してみてもいいのではないか、最初の1頭くらいには挑んでみてもいいのではないか、そんな誘惑が、僕の中で大きくなっていきました。
逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ。
自分で決めたことです(勝手に。誰も期待してないし)。この「金色の
雷帝」を練習台にして
ラージャン1頭を一人で倒してから、「最後の招待状」に挑む。そう決めたのは自分自身です。これを達成しないままに「最後の招待状」を試してしまうのは、なんだか気分が悪い。気分が悪いというか、正直、まったくもって自信がなく、その敗北からは何も生まれないに違いない。次につながる何かをしっかりとこの手につかめる。そう思えるまでは、「最後の招待状」に手を出してはいけない……。かつて僕を導いてくれた勇者のみなさんの中にも、「最後の招待状は、さすがにあきらめた」という人が何人かいました。僕のブログを読んだり、あるいはメールのやりとりをしていて、「あれは厳しいよ」という人もいました。であるならば、そうであるならばなおさら、僕は「最後の招待状」をクリアしたい。
ラージャン2頭を、続けざまに屠ってやりたい。
メラルーガジェットにオートガードなんて、そんな考えがいけなかったんだ。そんな安直な考えが、僕から緊張感を奪ったんだ。そもそも冷蔵庫の残り物じゃないんだから、ありものの素材でできたからといって、そういう装備でいいと思ってしまった自分が恥ずかしい。かつて、フルフルが倒せずに夜も眠れなかった、あのハングリーだった自分を思い出せ。
あの日、モノブロス亜種を倒したくて、思わず会社を休んでしまった乱暴者だった自分を思い出せ。すべての知恵と蛮勇を絞って、あの金獅子に挑むのだ。
安っぽい映画の安っぽい
悪役(たぶん復讐に燃えるしつこいタイプ)のように唇の端をゆがませて、決意を込めて、にやりと笑った自分が恥ずかしく思います。
(いつか次回に続く)
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