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ガード性能+1が発動するバトルUシリーズで防具をそろえ、武器は近衛隊正式銃槍を背負い、いよいよ僕はフルフル上位に挑むこととなりました。電撃攻略本編集部の陛下が与えてくださった「その場電撃をガードしてしまえば、楽勝ですよ」という教え、さらには
電撃PlayStation編集部の「
モンスターハンターポータブル2nd」担当デスクがくれた「腹の下に潜ってれば楽勝です」という、楽勝だらけのアド
バイスを頭の中で繰り返し確認しました。こんな、たった2つのことに注意するだけで、ブヨブヨした悪魔を狩ることができる。すばらしい。それでも念には念を入れて、シビレ罠とその素材、大タル爆弾Gとその素材も十分に用意し、オフライン集会所に向かいました。
帯電飛竜、フルフル出現!
もうおそれることはないはずだ。僕は意気揚々と雪山に降り立ちました。ホットドリンク、硬化薬グレート、鬼人薬グレート、狂走薬グレート……薬にもぬかりはありません。いざ!
エリア6にドスファンゴがいました。唖然としました。遠い昔に訓練所の初心者訓練で試しただけの
ガンランスが、これほど太刀と使い勝手が違うとは! 太刀であれば、完全にお客さんと化していたドスファンゴが、あの、麻痺る時にはひっくり返ってちょっとかわいい大猪が、鬼のような強さです。太刀であれば、あんなヤツの突進は×ボタンでひらりとかわし、後ろからバッサリやってやるのに、なんですか?
ガンランスを抜いている時の×ボタンは小さな後方ステップ? え? 移動、こんなに遅いの? そうなんです、バトルUシリーズでそろえると、ガード性能+1だけでなく、鈍足のスキルも発動するのです。一体全体、自分は何をしに雪山に来たのか、そんなこともわからなくなるような悪夢の時間がホンの数分流れ、僕は力尽きました。
ガンランスでは、ドスファンゴに勝てない。
「帯電飛竜、フルフル出現!」には、フルフルとドスファンゴの2頭が出現します。これまで太刀で挑んできた時には、防具もレックスSシリーズでそろえていたので敵の位置がすぐわかり、まずドスファンゴを数分で倒してから、フルフルに挑んでいました。しかし、バトルUシリーズ+
ガンランスという僕には、自動マーキングはありません。どこにいるかも最初はわからないドスファンゴ、そしていつやってくるともしれない「2頭が同じエリアにそろう」という恐怖。その精神的なプレッシャーの中で、慣れない武器
ガンランスを使わなければならない。これは相当つらい戦いでした。それでも何度も何度も挑戦するうちに、ようやく「Rボタンでガード」という操作にも慣れ、なんとかかんとか1回力尽きるくらいでドスファンゴを倒すことが出来るようになりました。ちなみに、ちょっとだけ片手剣を使っていた時には、まったくガードはしていませんでしたorz
しかし、しかし、です。確かに
ガンランスはスゴイ武器です。
モンスターハンターフェスタ 決勝大会に参加させていただいた
電撃PlayStationの電撃HUNTER7 Tシャツの背中にも書いてありました。「スゴイ武器
ガンランス」。フルフルのその場電撃をガードしてから、ちくちく刺す。これには感動しました。今まではすっ転がされて大ダメージを受けるだけだった、あの攻撃を、ガードしてしまうのです。そしてさらに、びりびり中のフルフルを刺すこともできるのです。大昔、
ヘレン・ケラーの伝記を読んだ時に、彼女がはじめて水をその手に触り、これがウォーターだと教えられて感動したというシーンがありました。まさにその「ウォーター!」に近い感動がありました。その場電撃だけではありません。フルフルの、ほぼすべて(なのかな?)の攻撃が、タイミングと身体の向きさえ正しければガードできてしまうではありませんか。結果としては何度も何度も敗れながら、それでも僕は確信に近い思いを抱くようになりました。
ヤレるハズだ。俺は、ヤレる。
(次回、ブヨブヨした激闘 3.0に続く)
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