【狩られ道 1/2】自分の人生の扱いすらままならないわけですが（その1） #MHP2G

無事……もなにもあったものではないような気がいたしますが……無事、初心者演習→基礎訓練を終えたkararecoと僕が次に挑んだのは「武器の扱い」です。

……もうですねぇ、どんどん「どういうこっちゃ」という感じになっていくわけですが、ハンターとしてイチからやり直していきたいと思っている僕ですから。こういうところもしっかりとがんばらせていただきたいわけですが、あれ？　と。そういえばkararecoってガンランス限定って書いていたような記憶が……ということは？　武器の扱いを訓練しても意味はないのでは？　とも思わなくはなかったのですが、基礎は大事です。ここをおろそかにしては、のちの飛躍はありません。ひとつひとつ、しっかりこなしていきたいと思います。

そういえば、「すべての武器を使ってみる」ということに僕が最初に挑んだのは「MHP 2nd」のころ、それも「狩られ道」を発売させていただいたあとでしたから、プレイをはじめてずいぶん経ってからでした。電撃PlayStationの付録として「狩られ道A」「同B」というものをつけさせていただいたのですが、あの企画で僕は「すべての武器でティガレックスを狩る」ということに挑んでいます。当時、僕は真剣に書いていたのですが、かなり笑われたことを覚えてますね、はい。いや、大筋の話でクエストが失敗したとか成功したとかそういうことではなくてですね、一例を挙げれば「大剣で移動する時は武器をしまって走るのではなく、かまえたままごろんごろんと転がる方がいい」とか、そういうところです。当時まだ電撃PlayStationの「MH」担当デスクだった西岡にウヒャウヒャ笑われたのを思い出しますし、狩られ道タイムアタック JAPAN TOUR（なつかしー！）でお会いしたハンターさんたちにも、「あれはないですよね」と言われた覚えがあります。

そんなにヘンなことだったのか……。

というような記憶もございますので、出直しハンターである僕としては、やはり「武器の扱い」もしっかりやっていきたいわけです。「武器の扱い」は当然、全11種類あるわけですが、いずれも目的は「ギアノスを5頭の討伐」です。たったそれだけです。これなら失敗のしようもありませんから（それくらいは威張らせてください）。余裕です（これくらいは書かせてください）。

さぁてと、まず最初は片手剣です。片手剣、あんまり使えないんですよねぇ、正直。片手剣がダメなわけではなくて、僕がダメなんですがorz　流れるような連続攻撃が片手剣の魅力だと思うのですが、それができない。

「片手剣やると、自分がうまくなったんじゃないかと錯覚起こしますよ」。

当時、西岡にそう言われた記憶もあるのですが、どうももこうも、一歩一歩、踏みとどまってしまうような感覚があるんです。いかんなぁ、これ。今回も、ずいぶん意識してボタンを押していたつもりなのですが、今いちでした。

てなわけで、流麗な連続攻撃をあきらめた時点で、個人的に思いますところの片手剣の特徴は、ジャンプして斬りかかる攻撃です（武器出し攻撃も同様なヤツです）。あれはいい。なにがいいって、ジャンプして跳びかかる距離の長さがかなり長いんです。どうしてもリーチの短い片手剣ですが、この攻撃だけは違います。ジャンプして斬りかかって、回転回避でごろごろ避けて……ということを試しているだけで目的を達成していました。しかも、かなり安全に。新米ハンターさんにはぜひ、試してみていただきたい。コマンドは、アナログスティックを奥に倒しながら、○ボタンと△ボタンの同時押しです。

あ、そういえば、この片手剣の訓練。5頭目のギアノスを倒したのはギアノスでしたw　僕に向かって跳びかかってきたヤツを華麗によけたら、背後にいたヤツにぶつかって、目的が達成されました。あるある。こういうことがあるのも、「MH」の楽しいところです。

※このテキストは、電撃ゲームス 2010年08月20日発売号に掲載されたものです。