【山手線でGO!】大崎駅：思い出のドライビングスクールは今！（Rusty）

大崎駅は（電撃ゲームスの記事でも書きましたが）近年の大規模再開発によって大きく様変わりした場所です。東京臨海高速鉄道りんかい線や埼京線、湘南新宿ラインが乗り入れたこともあって、かつて工場があった場所に大きなオフィスビルが建設され、周辺の住宅地にも大きなマンションが増えました。その昔、この近くに住んでいたこともあって、たびたび大崎駅を訪れることがあったのですが、十数年前には「ここは東京なの？」というくらい駅前には何もありませんでした。大崎駅は、山手線の南半分（南半球みたいｗ）を利用している人にとっては「大崎止まり」がある駅として有名です（たぶん）。品川止まり、池袋止まり、蒲田止まりなど、いろいろな「とまり」がありますが、これは別に、終電後に２人がいい感じになって泊まってしまうホテルが多いということではありません。その点でいえば、１つお隣りの五反田駅のほうに軍配が上がります。要するに、その駅が終点となり、駅に停車した車両は車庫へと戻っていくことを表しています。基本的に山手線は環状の線路をグルグルと回っているわけですが、ときどき終点が設定された電車に乗り合わせることもあるんです。「あと１駅で品川なのに、なんで手前で止まるの？」と、次の駅での乗り換えを急ぐ人々は、大崎駅のホームの上で思うわけです。でも仕方ありません、JRにもいろいろな事情があるんです。そんな待ち時間の暇つぶしのために、大崎駅の構内をご紹介しましょう。前置きが長くなりましたｗ　ちなみに大崎駅で乗車客をすっかり降ろした車両は、大井町近くにある寝床へと帰っていきます。・ホーム案内１、２番線：山手線（内回り）、２、３番線：山手線（外回り）５～８番線：湘南新宿ライン、埼京線、りんかい線大崎駅には、再開発前からあった北改札口と、新たに新設された南改札口の２つの改札があり、その２つの改札口をつなぐ「Dila大崎」では、さまざまなショップが営業しています。実は思った以上に便利な駅です。誌面でも紹介したそば屋「あずみ」のほか、「リトルマーメイド（パン屋）」、「てもみん（マッサージ）」や「ＱＢハウス（1000円のヘアカット）」などが集合した「時間工房」、そして「スープストックトーキョー（スープ屋）」、「ベックスコーヒーショップ」、さらに構内には本屋やコンビニもあります。

・駅周辺情報古くからある北改札口を出ると、西と東へと出口が分かれてまして、西口にはニュー大崎ビルという古めの雑居ビル、そして東口にはちょっと新しめの大崎ニューシティ……があり、どちらも新しさをうたっているところが涙を誘います。

西口にあるニュー大崎ビル（店舗街）には、かつて1Fにゲーセンや本屋もあった気がしますが、今はもうないのかな？　愛すべきビルです。東口にある大崎ニューシティは、再開発の先駆けとして1987年に完成した5つの建物と公園で形成された複合ビルです。なかでも5号館（店舗棟）の飲食店の多さが最大の魅力。外観からは、それがまったく伝わらないのが残念ですが、中では20店舗以上の飲食店が営業しています。1Fにはスーパーマーケットがあり、病院も充実。ご近所の方々（おそらくセレブ）の生活拠点となっていると思われます。ホテル、金融機関などもこちらにあって超便利。

さて、新設された南改札口を出ると遊歩道は左右に分かれます。右方向の新西口には、かつて明電舎の工場があった場所に大きな近代的オフィスビル「ThinkPark Tower」が建っています。アポがなければロビーより先へは進むこともできなさそうな、鉄壁のビル。先ほど紹介したニュー大崎ビルと同じ通りに面しているのが、ちょっと違和感を感じさせます。もう少し通りを品川方面へ進むと、百反通りという坂にたどり着きます。

百反通りを越えた先には、かつて国際自動車教習所がありました。私やmeganeといったDRF（電撃レーシングファクトリー）メンバーでもある優秀なドライバーを数多く？輩出した教習所だったのですが、2008年の12月に閉校。まだ建物は残っていますが、どんどんビルが建つこのご時勢、やがて壊されてしまうのでしょうか。教習所で友達になった、恵比寿が実家の女の子を思い出しましたｗ　写真には新幹線が写ってますね。