ゲーム雑誌は変わるのか? 第2回
※この文章は電撃PlayStation付録に掲載されたものです。
さて、ゲームボーイソフト「聖剣伝説―ファイナルファンタジー外伝―」を題材に選んで、僕が作ろうとしたのは今で言うところのフリーペーパーだった。まさか自分一人で何十ページもあるような「雑誌」を作れるとは思っていなかった。僕がイメージしたのは表と裏しかない、つまりぺラ一枚2ページの新聞のようなものだった。それでも、それを何回か出せば、気分はいいに違いない。そう思って作業に取りかかった。発売前・発売時・発売後、その3回くらいかなと考えていたわけだが、この思考は、もしかすると電撃PlayStationの新作担当デスクだったころに活かされた? かもしれない。
まずとりかかったのは、部屋に散乱していた雑誌のコピーだった。ちょっと気になった写真が載っている雑誌を選んで、コンビニに行き、ごっそりとコピーを取ってきた。何をしたかというと、コラージュだ。まずは誌面の背景を作らなければならない。当時は著作権等というものをまったく意識していなかった(申し訳ない)ので、いろんな写真をコラージュして、何がなんだかわからない背景を作り上げた。この時点では、ゲーム画面は一切使っていない。アマゾンのジャングルの航空写真とか、そんなようなものを貼りあわせていたような記憶がある。判型はB4判にしようと考えていたので、B4からややはみ出すくらいのコラージュを仕上げ、これをまたコンビニでコピーしてきた。
※続きは下記のブログでどうぞ。
※PCでお読みの方、倉西のゲーム一般に関する雑文はこちらでどうぞ。
※ケータイでお読みの方、倉西のゲーム一般に関する雑文はこちらでどうぞ。
※倉西が関係するテキストはMac OS Xを使用して書かれています。