【電撃モンハンWEB】モンスターハンター夏期講習'08レポート sukiyakiの夏期講習前編

モンスターハンター夏期講習'08に行ってきました！初めて迎えるモンハンの夏、立正大学で。現役高校生である私にとって夏期講習なんて日常茶飯事朝飯前ですが、知らない人がいっぱいいるところに行くのはドキドキです。現役高校生ですが人見知りです。会場は立正大学。先日、ハンターランク３になるための緊急クエストでティガレックスを３体狩り、レックス装備を脚以外そろえたsukiyaki様ですが、全身そろえないと脚だけフルフルＤグリーヴの赤で恥ずかしい☆　ので、村長クエストのティガレックスを狩ろうとがんばっていました！　結果、一度も狩れず、というより「絶対強者」が発生するところまでいけず、断念しました☆
という中途半端な状態で受講しました。会場である立正大学に「遅刻遅刻～！」とパンをくわえながら飛び込み、入った教室には、およそ5000人もの受講者が！　……いませんでしたが、300人以上入る教室のなかがほぼ埋まっており、ここにいる人みんなハンターなんだ……と思うと足がすくみ、顔面から滝のように汗が吹き出します。もらった座席表を見ながら席に着くと、「よろしくお願いします」とやさしげな声が……！　なに!?　誰に言ってるの、もしかして私!?　とジャンプ回避する勢いで振り返ると、後ろの席に座っていた女性の方がにっこり微笑んでいました。「よよよよろしくお願いします」と飛び散る汗を彼女に吹きかけながら、（これがリアルハンターの交流というものなのか！）と感動しました。彼女の言葉がなかったら、私はこの夏期講習を半分も楽しめなかったと思います。私が座った席は、「女性ハンター交流コース」という、その名の通り女性だらけのコースです。ほかにも「Ｇ級ハンター育成コース」「Ｇ級ハンター強化コース」「上級ハンター育成コース」と、バラエティに富んだＧ級のコースに分かれていました。え、チーム・スキヤキの野郎どもはこの間ハンターランク３になったばかりのヒヨコにもなっていないtamagoレベルなのですが、いかがすればよいでしょう？という不安は先に来ていたsenpai、onikuにもあったようで、「どうしようか……」と頭をつきあわせていました。私以外の野郎どもが受講するのは、Ｇ級ハンター強化コース。私も嫌な予感が……。いざとなったらトイレにこもって１人で村長クエストの続きをいたします。悩んでも仕方ないので、多すぎる荷物（カメラ、もらったミネラルウォーター、みかんジュースの空きペットボトル、扇子、もらった団扇……）をまとめていると、隣の席に男の子が座りました。「こんにちは、よろしくお願いします」と声をかけると、元気よく「よろしくお願いします！」と返してくれました。私の席は、「女性ハンター交流コース」と「上級ハンター育成コース」の間で、男の子は女性ではないので、「上級ハンター育成コース」のようです。「ギルドカード交換しない？」教室を出て行く付き添いのお父さんを見送っていた男の子から、まさかの積極的なアプローチ！　マジで動悸を感じながら、「い、い、い、いいよ」と応えました。しかし朝礼の時間も迫っていたのでPSPは起動せず、汗ぎっとぎとの手でリアルギルドカード（会場でくばられる）に名前とランク、緊張で何を書いたか忘れましたがメッセージを添えて、男の子に渡しました。弟ができました！（一方的に）彼の前を見ると、さらに２人連続で男の子が！　すでに連鎖が完成していました。朝礼が始まり、あいさつ、今日の講習の内容説明、各コースの教官の紹介などがありました。コースごとに各教室に向かい、講習スタートです。私が入った「女性ハンター交流コース」の教室には、もちろん女の人だけ！　……かと思いきや、２人男性がいました。そういえば隣の男の子に、自分は女性コースだから別々だね～と言ったら、でも男の人もいるよね？　と不思議な顔をしていたので、大人の女性である私は「いろいろ事情があるんだよ」と答えました。ここで私が考えていたのは、身体は男、心は女という某探偵的な事情だったのですが、様子を見るとまったくちがいました。隣の男の子にいらぬ知識を与えてしまい自責の念に堪えません。おそらく男性の方は、女性受講者の付き添いであると思われます。男女２人仲よく隣り合う様子はうらやましい限りです。そしてここで教官より、チーム・スキヤキが懸念していたことに関する打開策が飛び出しました。受講者のハンターランクをさらすというものです。「Ｇ級です」「Ｇ級です」とＧしか聞こえない教室、確実に私が一番ランク低い……このまま、やはり１人でトイレプレイなのかと泣きそうになりながら前に座っていた人をこづいて（迷惑）、「私ハンターランク３なんですけど……（；ω；）」と告白をすると、その方もなんと「私もです!!」という返答。イッツソーミラクル！　大貧民で言う革命の展開です。もしかしてハンターランク３以下の人も多いんじゃない？　むしろ半分はハンターランク３なんじゃない？　と思っていたら、ハンターランク３以下の席に集まったのは私含む５人でした。Ｏｈ　私あぶれてるカンジ！　ここで教官が、Ｇ級の方から５人のなかに加わってくれる方を募集したところ、３人の方が手伝ってくださることに！　そのうち２人はカップルで、こいつぁとてつもない力になるぜ……！　と違うトコロでドキドキしていると、男性の方は残念ながらほかのコースに導かれていってしまいました。うん、女性コースだからね。あきらめよう。そして始まる、モンハン模試！　あれ、授業してないのにもうテスト？　教官にまだ何も教わってないよ？　夏期講習厳しいぜ。まったく自信はありませんが誰も私に高得点を期待していないと思うので、気負わずにがんばりました。全10問のうち、下位ランク問題は５問。50点は取りたい！　ボケるなど思いつくヒマもなくマジメに受けました。テスト用紙が回収されていき、あとは結果を待つだけ……と、いやいやここから本番です。奇数列の机と椅子を後ろ向きに移動し、４人向かい合わせになるかたちにして、さぁ、狩りにいくぜ！　ハンターランク３以下＋Ｇ級からのお手伝いさんをあわせた７人は、４・３に分かれました。３人チームに加わった私は、知らないハンターさんに向かい合う状況にどぎまぎ。ななななにをすればいいのかな？　教官が「班ごとに相談して、行きたいクエストに行ってください！」と言います。なに、自由なのか！　私たちの班は、Ｇ級のＫさん、私と同じくハンターランク３のＣさんです。Ｋさんが「狩りたいモンスターはありますか？」と聞いてくださったので、人にあわせるのが得意な世渡り上手な私は「Ｃさんが行きたいヤツに行きましょう！」と低姿勢。するとＣさんがキラキラした目で「キリンを狩りたいです！」と素敵な一言。キ、キ、キリン！　捕らぬキリンの特上皮算用！（黒板に書いてあった今週の標語）一人ではもちろん、チーム・スキヤキでも狩ったことがないキリン！　初めての夏期講習、初めてのキリン討伐に旅立ちました！　「狩りに行く班は手を挙げて教えてください、終わったらまた教えてください」という教官の指示に従ったのはこの狩りだけでした。準備してきた（しようとした）ティガレックス装備を脱ぎ、斬破刀からフルフルホルン改に持ち替え、フルフルＤ装備に着替えました。たぶんこっちのほうがお役に立てるハズ。私の勝手な予想でしたが、女性コースは、もしかしたら狩猟笛使いが多いんじゃないか？　と思っていました。女性がモンハンをやるいきさつとして、誰かに薦められて……というのが多いと勝手に思っており、すなわちすでに一緒に狩りに出るパートナーがいる、それならサポートをやろう、というハンターさんが多いんじゃないかしら、と。というわけで太刀も使えるように装備をそろえていたわけですが、超余計な心配でした。Ｋさんはライトボウガン、Ｃさんはランスと男前な武器。狩猟笛でよかった、力尽き回数しか稼げない太刀より大丈夫だろう！　そして初キリン！さすがＫさんは上手かった。フルフル装備で食らう一撃が大きいながらも、あまりダメージを受けずに立ち回るＣさんもすごかった。フルフルホルン改で強走効果しかかけない私でしたが、マックスまで持ち込んだ回復薬、アオキノコ、薬草をすべて使い切り、走る生命の粉塵のごとく２人をサポート。１人で何度も雷を食らいながら、10分で狩猟成功！　すごい、強いとウワサのキリンをあっという間に！　知らないハンターさんとの、初めての狩りでしたが、さらに途中で小嶋さんやシャーリーさんが来て集中力が切れたうえに後ろを振り返ってばかりいた私でしたが、「怖がらないで！　力尽きてもいいよ、狩ることに意味がある！」と何度も声をかけてくださったＫさんがすごくカッコよかったです。シャーリーさんに見とれていてすみませんでした。 □モンスターハンター夏期講習’０８レポート sukiyakiの夏期講習の巻後編に続く【リンク】電撃モンスターハンターWEB ハンターズレポート