【MHP 2nd】深夜のポリタンG。やっぱり、寝てない。(その3) *
いつものように「狩りいこうよぉ、みんなでさぁ、カラオケとかいってさぁ、いいよいいよ、歌いたければ歌っても。殴るけど。でもさぁ、楽しいじゃんさぁ、やろうよぉ」と、猫なで声メールでメンバーを募ってみました。釣れたのはいつもの西岡といつもの青毛といつもの宮崎龍之介でした。ダメだ……これはダメだ。まず宮崎龍之介は戦力外です。ヤツを決戦場に連れていっても、落ちる回数が増えるだけでなんの役にも立ちません。また、西岡、青毛にも不安はありました。ヤツらは最近、どうもプレイが荒いのです。あまりにもやり込みすぎているせいか、モンスターに立ち向かうこと、武器を振ることの快感ばかりが先行しているらしく、まぁ、信じられないような落ち方をします。具体的に言えば、回復しないのです。もちろん本気を出せばそれなりのハンターたちなのですが、どうも安定性に欠ける……。
そこで電撃PlayStationでは最強レベルのハンター、「モンスターハンターポータブル 2nd」担当ライターのmiseri(キャラクターネーム)もゲットしました。miseriはいつもお腹を空かせているので、前日、焼鳥屋でおごってやり(なぜ、そこでキリンを狩ってしまわなかったのかは今もって疑問)、「明日はカラオケボックスで食べ放題だよ」と誘うと、あっさりゲットできました。
しかし、まだ足りない。まともに戦力になりそうなのはmiseriだけです。miseri一人にがんばらせてキリンを狩ってもよかったのですが、僕は慎重派にして真剣です。二重三重の準備を怠りません、仕事や私生活はともかく、ポッケ村では。そういえば最近、いっしょにクエスト回りましょうよと、メールしてきた若者を思い出しました。彼が上司に報告せずに来ていたとしたら悪いので名前はキャラクターネームにしておきますが、某青山一丁目の会社で某リアルなレースゲーム、略称「GT」を担当しているプロモーター、Yasuzo.君です。以前、飲みながら話した時はかなり使えそうなことを言っていた記憶がありました。念のため、彼も召喚しました。基本線、miseri、Yasuzo.君を主戦力として、僕が加わり、西岡、青毛、どちらかコンディションのいい方を入れ、宮崎龍之介は飲み物・食べ物オーダー係。ある程度、納得のいくメンバーがそろい、僕たちは駿河台下のカラオケボックスに集合しました。
「ジャンボ焼きそば、3つ」。
いきなりです。2人前はあるだろうジャンボ焼きそばを3つ、宮崎龍之介がオーダーしました。「まずはビール」ではなく、「まずはジャンボ焼きそば」です。miseriがうれしそうにニコニコしていました。さらに西岡が重ねました。「おたふくソース焼きそばも2つ」。バカか! どんだけ焼きそば好きなんだよ! という話ですが、今日は怒りません。僕自身、焼きそばは大好きです。トシがバレますが、伊賀野カバ丸なみに好きです。「伊賀野カバ丸みたいに焼きそば好きなのね」と、数十年前につきあっていた彼女に言われたことがあります。なんて話をしようと思ったのに、miseriががつがつ食う姿を見てやめました。miseriはいわゆる、やせの大食いタイプです。食うねぇ、いい食いっぷりだねぇ、いいよいいよ、食って食って、決戦場ではいい仕事しろよ! 期待感が増しました。
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