さて、打ちあわせは順調に進み、連中が会議室を後にしようとしたその時、僕はわざとやや低い声で言い放ちました。「さ、「マ）王行くから。ディア
ソルテ、とりあえず（剣士用かガンナー用か）どっちかできるまで」。連中の顔も見ずに用意を進めました。
ディアブロスの弱点属性は氷です。氷といえば、僕の場合、まず双影剣を考えます。
ラージャン狩猟に大活躍してくれた、あの
双剣です。砥石、忘れないようにしないとな、あ、強走薬グレートも予備、作れるようにしといた方がいいかなと、一人で勝手にがちゃがちゃ調合やアイテムの入れ替えを進めました。
「マジっすか」。
男塾先輩が、イヤそうにつぶやきました。ヤツはいつでもそうです。僕がク
エストに誘うと、まずはイヤそうです。それもハンパなくイヤそうな顔をします。それでも、それでもなぜかつきあってくれるからいいヤツだと思っていたのですが、「狩られ道」に収録されたコラムに「編集長の「キリン狩りに行こうよ～」という発言に、イラッとしたことだけ記憶に残っています。「まずはオマエの首から狩ってやろうか」と、思ったとか思わなかったとか」書いてましたorz 当然、西岡も他に仕事あるしなぁというような顔をしていました。
しかし、そんな中で
青毛です。くわしくは後日みなさんにもお伝えいたしますが、ヤツはこの前のミーティングで、ヤツにとってはけっこうな喜びである……なのかな？ まぁ、なんか楽しいことがあったのです。そのためか、僕の申し出がかなり時間のかかることであることにも気づかず、うしゃうしゃ笑いながらク
エストに出る用意をはじめたのです（その最初の行動は、リアルでトイレに立つことでしたが）。それに思わずつられてか、男塾先輩も西岡も、しぶしぶ
PSPを手に取り、武器の確認等をはじめていました。
でかした！
青毛。
長女と次女に裏切られながら三女に救われた
リア王のような気分で、僕は砂漠に出ました。もはやなんの悩みも遠慮もありません。ク
エストに出てしまえば、こっちのものです。
※「モンスターハンターポータブル2nd」の公式サイトはこちらです。
※「モンスターハンターポータブル2ndG」の公式サイトはこちらです。
(C)CAPCOM CO .,LTD. 2007, 2008 ALL RIGHTS RESERVED.
※画像は、電撃オンラインの以下の記事に掲出されているものです（クリックすると大きく表示されます）。
