すでにいろいろなところで話題になっていて、
本当にありがたい気持ち満載の「CLOUD」です。まずは御礼申し上げます。電撃さん関係の告知等は、下記リンクでどうぞ。というわけで、僕からはちょっとこの本の裏話なんか書かせていただければと思ったりしています。
まずは、この本の企画段階について。よく映画なんかで「構想5年！」とか言いますが、この本、
最初に企画が上がったのは2006年1月です。あ、言っちゃった。まぁ、いいでしょう、無事に発売されたし。2006年1月に、
スクウェア・エニックスさんの某エグゼクティブな方とごはんを食べていて、その席で、どちらからともなく出てきたのがこれでした。その時はもちろん、まだ「CLOUD」という名前もなにもなかったのですが、コンセプトはほぼ、本日発売となったものと同じでした。この点は、収録タイトルの強さですよね。具体的な掲載タイトルは変わりましたが、どういう本であるべきかというところはブレてません。
その時の会話では、いろんなキーワードがありました。詳細は書けませんが、僕がイメージしていたのは「
Apple Store GINZAみたいな本」ということでした。高級感のようなものも重要な要素でしたが、それ以上に重要だったのは強いブランドであることと、ディ
ティールです。
Appleの製品もディ
ティールにまでうっとりさせられるものですが、それをお客様にプレゼンテーションするかたちもまた、隅々まで特有のハイセンスで構成されています。そういう本はできないだろうかと考えていました。そのために、2006年1月からさっそくブレストをはじめたのですが……これが長かったのかもorz 結果としては直接編集に関わった人間だけでなく、いろんな人間のアイディアがうまく消化されたものになったとも思っています。でも、どういう本であるべきかというところはブレていません。
※「CLOUD」の公式サイトはこちらです。
※電撃Girl'sStyleのライター、ダイックの「CLOUD」紹介記事はこちらとこちらです。
※このブログの「CLOUD」の紹介記事はこちらです。
