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（前回からの続き）
「街を守りきれませんでした」。
過去、いくつかの激闘で味わってきた思いがよみがえりました。最初は
ババコンガでした。次はドドブランゴ、フルフル、
ティガレックス、上位になるとドスファンゴすら、「勝てない」と思わされる強敵でした。実際、フルフルに勝てなかった僕は、しばらく「
MHP 2nd」から離れていたくらいです。それでも、僕はヤツらに勝利して、そして、今、シェンガオレンに挑んでいるのです。今回も！ 今回もきっと勝てる！ ……そう、確信はできませんでした。彼らとの戦いは、本当に激闘と呼べるものでした。最初は自分が3回力尽きて、ク
エストが失敗していましたから。まずはそこから死なないように死なないように考えて自分なりのパターンを編み出し、また、より効率的な攻撃パターンもあわせて考えつつ、挑み、勝利してきました。何が言いたいかというと、ク
エスト失敗、勝てない理由はいつも自分の中にあったのです。
しかし、今回は違いました。僕は僕なりの乏しい知識と経験で、最高の準備をしているはずです（乏しくて最高ってどうなのよって気はしますけどね、けどね！）。そしてそれはほぼすべて、満点とは言えないまでも実行できているのです。それでも勝てない。しかも、時間切れです。攻撃方法が圧倒的に悪いのか、それとも……しばらく考えても答えは出ませんでした。行動あるのみ！ 僕は何度も何度もシェンガオレンに挑みました。ヤツの弱点属性は龍ですが、火と雷もけっこう効くようだということを知って火炎弾、電撃弾を撃つために繚乱の対弩に持ちかえて挑んだりもしました。それでも街は守りきれませんでした。というか、考えて勝ってきたってわかってるのに、いざとなると「行動あるのみ！」とかなっちゃうんだよなぁ、人間orz
弱点属性でもダメか……弱点……？ シェンガオレンの弱点はヤドの中に……ある……！
シェンガオレンの弱点は、背中にしょったヤドの中にあります。貫通弾を使おう、貫通弾強化をゲットしようと考えたのも、それ故でした。ヤドの中に隠された弱点を確実にヒットするためには、やはり貫通弾です。あたりまえのことです。そのことをすっかり忘れていました。何故、貫通にこだわったのか？ ……あれ？ ということはすなわち？
（最終回に続く）
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