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(前回からの続き)
僕はと言うと……これがまったくいいところがなくorz まず、
グラビモスの弱点属性である水属性の武器は、太刀はホワ
イトマンティス、
ガンランスでディープフィッシャーくらいしか持っていませんでした。太刀ならば防具はゴールドルナシリーズ、
ガンランスではバトルUシリーズ(ガード性能+1発動)という感じで、装備面の不安は極めて大きかったです。結局はディープフィッシャーを手に「腹の下に潜り込んでちくちく作戦」を考えたのですが、鈍足も発動していますから、潜り込む前に攻撃を喰らってしまって近づくことすらままならない。仕方なく、せめて少しでも役に立てればと思い、麻痺の太刀、龍木ノ太刀【神憑】でク
エストに出ることにしました。
「はい、尻尾斬りましたぁ!」。
斉藤君が明るく声を上げます。「あ、また、研がなきゃ」とか言いながら、半澤君も確実にダメージを与えていきます。僕だけ? 僕だけなに? 何の役にも立ってない? とは思いましたが、あせりはありませんでした。僕には奥の手があったからです。
グラビモスの巨体が、がくりと傾いて移動をはじめました。足を引きずっています。弱った! 一斉に斬りかかろうとする二人に、「待って! 飛ばして!」。僕が叫びました。
グラビモスは火山のエリア3に移動しました。すかさずエリア3に走り、調合してあったシビレ罠をしかけ、
グラビモスの突進を誘導しました。まんまと罠にかかったヤツの鼻面に2発、捕獲用麻酔玉を投げつけました。
目的を達成しました。
グラビモスが眠り、僕たちの狩りは成功しました。奥の手なんて、えらそうに言うことではないのですが、僕はこのころ、常にシビレ罠と捕獲用麻酔玉を持ってク
エストに出ていました。仮に攻撃面では役に立たなくても、最後に捕獲できれば少しはみんなの役に立つ……なんて殊勝なこと、考えてるわけがないじゃないですか。気持ちいいんですよ、捕獲。最後の最後は俺がしとめた感も味わえますし、なんかこう、仕事した! という気にもなれます。みんな、最後の最後の俺の仕事のために斬りつけてくれてありがとう! みたいなねw まぁ、そんなもんですよ、大人なんて。
捕獲を覚えたのには、僕なりに事情もありました。いよいよ
ハンターランクも上がり、武器も防具も、まぁまぁ、それなりのものを作りかけていた僕は、ソロプレイでも上位のモンスターたちと戦うことが多くなっていました。しかし、そう簡単に勝たせてくれるわけがありません。特に戦闘の終盤、下位と上位の差に悩まされることが多くなっていました。怒りまくって暴れ回る彼らに、なかなか近づけず、攻撃ができないままに時間切れ、もしくはやっぱりダメージを受けて力尽きるということが続きました。それを解消してくれたのが捕獲です。落とし穴やシビレ罠は効く相手と効かない相手もいますし、設置できる場所とできない場所という問題もあります。それでも捕獲を覚えてからは、狩猟が成功する確率は飛躍的に上がりました。ぜひ、攻撃力不足とテクニック不足にお悩みのハンターの方は、捕獲を試みられることをおすすめします。シビレ罠は有効な時間がそう長くはないので、勇気を持って罠の近くで敵を誘導し、引っかかったら落ち着いてLボタンでまっすぐ前に敵を捕らえて投げる。必要なのはたいてい2、3発ですから、落ち着いて対処することが肝心です。
(第3回に続く)
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