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(前回から続く)
「じゃあ、まずは野尻さんと倉西さんをHR6にしましょうか」。
半澤君が提案しました。実はこの時点で斉藤君はまだ、到着していませんでした。進捗状況に差のある僕と野尻君は分かれるわけですから、残る3人をチーム分けです。座り位置から、なんとなく半澤君・小松君・野尻君の3人、男塾先輩と僕という組みあわせができました。男塾先輩と回るというのは、編集部にいる時と同じですが、斉藤君がまもなく到着するだろうという予想と、男塾先輩を入れておいた方がなにかと得だという計算から、この組みあわせでのプレイをスタートさせました。
「倉西さん、じゃあ、僕はサポート役に徹して、倉西さんがガンガン攻撃するっていう作戦と、僕がどんどん攻めていって、倉西さんはほとんど何もしないっていうのと、どっちがいいですか?」。
「後者」。即答です。あたりまえです。「やる気あんのかよ」。捨て台詞を吐きながら、男塾先輩が準備をはじめました。当然じゃん、男塾先輩に働かせた方が、絶対に早く終わるから。メールの順番通り、まずは「雪獅子、二重の咆哮」、ドドブランゴ2頭からです。ぼやぼやしていると野尻君チームのプレイが終わってしまうかもしれないというのに、「ドドブランゴかぁ……」などとつぶやきながら、男塾先輩は熟考に熟考を重ねています。さぁ、スタート! 雪山、エリア5に出ました。あ、ホットドリンク……忘れた……。男塾先輩に、さんざんののしられましたが、がまんしました。悪いのは僕です。スタミナについては強走薬グレートでごまかしながら、僕も戦い続けました。ドドブランゴ2頭は、あっさり倒れました。よし! 次いくぞ! 次!
その時です、野尻君チームから「あっ」という声が上がりました。なんと、彼らはク
エストに失敗したのです。ナイス! これは追いつけるかもしれない。次は「沼地に降り立つ赤い影」、フルフル亜種です。いくぞ! 先輩!! あ、あれ? 強走薬忘れた……こんがり肉もない……。「あんたねぇ、ほんとにやる気あんですか? もう僕、回りたくないですよ、倉西さんと」。男塾先輩は、めちゃくちゃマジメな男です。マジメなんじゃなくて、「メチャクチャ」なんですけどね。こと「
MHP 2nd」になると、かなり厳しい。ク
エストを回っている時だけでなく、記事の打ちあわせをしている時にも、僕がちょっとふざけたことを言うと、「もういいから」とか「少し黙って」とか、そんなことを言いやがります。俺は編集長だぞ、このやろーという気持ちもありますが、それこそ、こと「
MHP 2nd」においては、ヤツは使える男です。敵に回してはいけませんw
(第4回に続く)
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