【狩られ道 2/2】自分の人生の扱いすらままならないわけですが(その1) #MHP2G
続いては、双剣です。かなり長時間をプレイしてきたハンターとして言わせていただければ(今月で一番威張った瞬間)、「武器の扱い」の2番目が双剣ということには、軽く驚きました。双剣は、けっこうトリッキーというか、クセのある武器だという印象が強いので。あ、でも、あれか、「狩られ道」のラスト、「最後の招待状」をクリアした時、僕が手にしていた武器は双剣でした。それを思えば、初心者にも扱いやすいものなのかもしれません。
それにしても双剣の通常攻撃って、おもしろい動きをするんですねぇ。△ボタンをテンポよく押しているだけで飽きません。ぐにゃっ、ぐにゃっと身体を曲げて攻撃を繰り出す様は、まさに剣舞といった感じです。kararecoは、いちおう女性キャラですからね。けっこういい感じに見えます。そのトリッキーな動きから、最後は△+○ボタンの回転斬り上げです。おぉ〜。これこそ、自分がうまくなった気がしますし、何度か攻撃がハズれてもあんまり気にならない。動きがきれいだから。舞い、ですからw
そうそう、書いていて思い出したのですが、なぜ僕がまだまだ初心者の段階で双剣を使っていたのか? その理由は、ひとえに乱舞にありました。Rボタンを押して鬼人化し、△+○ボタンで乱舞を繰り出す。鬼人化中はスタミナがどんどん減っていきますので、お肉やら強走薬やら、山のように持ち込む必要はありますが、乱舞は超強力です。しかも、初心者の僕でもなんとか「最後の招待状」をクリアするくらいには扱えた最大の理由は、覚えるタイミングが原則、1種類でよかったからでした。どういうことかというと、乱舞を叩き込めるタイミングさえ把握していればよかったということです。いや、その、それじゃあね、双剣を使いこなしているとはいえないなんてことは、重々承知しています。乱舞しかしてないなんて……。でもですね、僕みたいなへたれハンターにとっては、なんとかして、なんとしてでもモンスターを狩り切ることが重要だったわけです。そう考えると、乱舞一択の双剣というのは、決して否定できるものではありません。もし、どうしてもモンスターが狩れないと困っている新米ハンターさんがいらっしゃったら、双剣、そして乱舞を試してみてください。道が開ける! かもしれません。
三番目は、大剣。僕が笑われた大剣です。そして、その抜刀時の移動の遅さゆえに、「2nd」当時はさっぱり使っておらず、その末期〜「2ndG」初期になって、やっと手を出した武器です。教官も、こう言っています。
「大剣の扱いのコツは抜刀斬りの使い分けにある。納刀状態からの素早い斬りと、力強い溜め斬りを相手の状態を見て使い分けるのだ」。
あれ? 移動に関することはなにも言ってませんし、使い分けるなんてことは、いきなりはできませんってば……とも思うのですが、気をとりなおして。そして、「狩られ道A」だか「B」だかに書いたことはまったくもって否定してしまいますが、初心者にとって大剣のコツは、ずばり納刀です。連続で攻撃を加えようなんてことは、考えてはいけません(あくまで倉西個人の私見です)。納刀したままモンスターに近寄っていって、ばしぃっと一撃加えたら回転回避で左右どちらかに逃げて、武器を納めてさらに距離を置き、チャンスを見極めてから近寄っていって、また一撃です。これをくり返すだけで、モンスターの体力をそうとう奪うことができます。さすがの攻撃力です。しかも、相手の状態によっては超強力な溜め斬りを叩き込むこともできます。状態にもよりますので、慣れないうちはあまり狙わない方がよいのでは? とも思いますが、一人プレイであればオトモアイルーに気をとられているうちに、協力プレイでは他のハンターさんに向かっているうちに背後から……とかですね、そこそこ狙える(あからさまな)チャンスはあると思います……って、あれ?
これって、教官が言ってるのと同じことを書いているのでは?
という気にもなってまいりました。大剣はやっぱりそういう武器なようです、初心者にとっても。「納刀状態からの素早い斬りと、力強い溜め斬りを相手の状態を見て使い分けるのだ」です。よろしくお願いいたします。
あ。また文字数が足りなくなってしまいましたorz 明日! 編集部からクエストを生中継します! ……って、ここで書いてもとっくに終わってるし。しかもクエストはkararecoのHR上げだなんて……言えなぁい。(201008041532)
※このテキストは、電撃ゲームス 2010年08月20日発売号に掲載されたものです。