【GAME ON iPhone 2010 VOICES】コーエー [倉西]
■お答えいただいた方/松枝正樹氏(『三國志 TOUCH』プロデューサー)
【1】iPhoneタイトルを開発、販売されてきて、今、感じていることを率直にお聞かせください。
ようやく、iPhoneタイトルの第一弾を出せました。ご好評いただき、ほっとしています。
【2】御社iPhoneタイトルについて、最も印象に残っているものを1本と、その理由をお聞かせください。
出したのは「三國志 Touch」だけですが、初めてのiPhoneタイトルとあって感慨深いものがあります。
【3】現状のiPhoneアプリ市場について、どのようにお考えになっていますか?
ビジネスとしてアプリを販売していくノウハウがまだ確立していないプラットフォームだと思っています。
【4】iPhoneアプリの未来像を、どうイメージされていますか?
Augmented Reality(以下AR)をテーマとしたアプリが普及してくると思います。また、JailBreakなど課題も顕在化してくるのではないでしょうか。
【5】iPhoneアプリ市場の将来性について、どのようにお考えになっていますか?
ゲームに対する市場規模は良くも悪くも変わらないとみています。代わりにARを駆使したアプリが出回ってくるのではないでしょうか。
【6】2010年内にリリースされる予定のタイトル数をお聞かせください。
【6】本数についてはお答えできませんが、何かしらリリースしたいと考えています。
【7】最後に、弊誌読者に御社iPhoneタイトルをアピールしてください。
『三國志 TOUCH』を遊んでくださっているユーザー様には感謝しております。まだ、遊んでない方は是非、一度触ってみていただきたいです。「三國志」とシミュレーションゲームをお手軽に堪能いただけると思います。
コーエー
昨年の東京ゲームショウでのステージでは「アジア市場を意識して三國志からの参入となった」とお話しされたコーエーさん。今年のリリース予定は明かされていませんは、歴史シミュレーションという流れで言えば、個人的には「信長の野望」を期待したいところです……が、最も期待しているのは「大航海時代」! マルチタッチでの操作には向くと思うのですが、どうでしょう?