【バンダイナムコゲームス ナイト 05】「ACE COMBAT Xi」:5分で遊べる「エースコンバット」 [倉西]
続きましてプレゼンテーションされたのは、このイベントでは唯一の既発売タイトル「ACE COMBAT Xi」でした。登壇された加藤さんからいろいろと御説明あったのですが、おもしろかったなぁ、加藤さん。
「エースコンバットの画面表示ではどうしても敵機が小さくなりますから、小さい画面には向かないだろうと思ってたんですね。なのですが、PSP版がうまくいったので、これなら大丈夫だろうと考えてiPhone版に着手しました」。
冒頭、こうおっしゃっていました。これは開発者の生な発言というか、本音の部分なんでしょうね。おもしろい。
また、家庭用ゲーム機版とiPhone版の違いとして、遊ぶユーザーの心がまえのようなものも意識されたそうです。家庭用ゲーム機の場合は、「さぁ、遊ぶぞ!」と、電源を入れて、コントローラを握って、モニターの前に座って、かまえて遊んでもらえる。ところが、iPhone版の場合はカフェや電車の中といったようなシチュエーションが多い。その違いを考えて立てられたコンセプトが「5分で遊べるエースコンバット」だったそうです。
具体的にどういうことかというと、まず、マップを広くしない。単純な話、マップが広いと時間かかりますもんね、確かに。ただ、逆に敵の出現パターンにはバリエーションを持たせたそうです。家庭用ゲーム機であれば、ある一定時間以上プレイしてもらえることを前提にしてパターン化もできるのですが、5分で遊ぶもので毎回同じ位置から同じ敵が出現していたら、あきられてしまう。そこは注意をして作られたそうです。なるほどなぁ。
ちなみに「ACE COMBAT Xi」は、そのタイトルの通り、「ACE COMBAT X」の素材を利用して作られたそうですが、すべてに改めて手を加えられたとのことでした。一度、素材をそのまま突っ込んでみたw そうなのですが、まったく動かなかったと。このへん、軽くぶっちゃけられた加藤さんはナイスでした。
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