＃dgames 【電撃ゲームス】私的にイイな～と思った記事 その2（野村）

（前回の続き）私が電撃ゲームスVol.2で「イイ記事」として認識したのは、『FFCC クリスタルベアラー（計14ページ）』と『パワポケ12（計4ページ）』です。なお、私が記事を作ったわけではなく、私が校了を担当した記事のなかでという前提に基づきますので、あしからず。 『FFCC クリスタルベアラー（計14ページ）』の記事は、発売直前ということで、ゲームの全体像を細かくしっかり伝えることができていると思います。また、記事の導入部分において、「クリスタルベアラーってなんだ？」という、読者のみなさんに最も伝えたいことがストレートに表現されていて、レイアウト的にも目を引こうとがんばっている。さらに次のページ（P.88）に進むと、このゲームの最大のテーマの1つ「ヒーローを体感する」ということが、デカデカと記事になっています。うむ、記事のコンセプトがわかりやすい。このP.88～89ではこれに加え、「ヒーローを体感する」以外の『FFCC クリスタルベアラー』のテーマについてもカコミ記事にて掲載されています。なるほど、振りの記事としては上々。やるな、そみん（♂）。こうしたゲームの魅力の概要をお伝えするために機能するページがあったうえで、P.90以降では『FFCC クリスタルベアラー』の要素がわかりやすくカテゴライズされ、細かい部分がしっかりフォローされた記事が展開されます。その記事中には、ライターさんたちによる、プレイレポート的な主観コラムが多数挿入されているのですが、こういう生の声って、私的には感動や感触を伝える術として、アリだと考える今日この頃。まあ、そこは好みにもよりますが。 『FFCC クリスタルベアラー』の記事は、そんなこんなの14ページです。この14ページを電撃ゲームスの副編集長としての視点で見た場合、構成的にわかりやく、さらにインパクトを持たせた作りになっていて、電撃ゲームスでしか読めないことが盛りだくさんつまっている……このように評価できます。これは、編集・ライター・デザイナーの三者がしっかりコンセプトを統一して、しっかりイイものを作ろうとした結果の表れでしょう。もちろん、ゲームメーカーさんの協力も欠かすことはできません。ゲームのイイ記事を作るには、ゲームメーカーさんの協力って、編集・ライター・デザイナーの三者のがんばりと同じぐらい、とても重要なんです。実は。 なんか、偉そうなことを書いていたら、ちょっと恥ずかしくなってきました。もしよろしければ、記事に対するみなさんからの素のご感想をお聞きかせください。我々編集部一同、読者のみなさんの声が最も、最も重要だったりします。 さてさて、もう1つの「イイ記事」である『パワポケ12』について。そもそも『パワポケ』シリーズって、『パワプロ』シリーズの亜流的な印象を持っている人や、野球ゲームでしょ？　という印象を持っている人って多いと思います。それらの印象って一面的には合っているのですが、別の一面から見ると、認識違いだと思います。野球ゲームなのに野球ゲームにあらず。さらに『パワプロ』シリーズの派生ではあるものの、その枠にはとらわれていない！　というのが正しい認識でしょう。そして、記事にも書かれていますが、本当に「ある意味、神ゲー」です。その最新作が『パワポケ12』であり、どんな切り口の記事が校了で私の手元にやってくるか、実は楽しみにしていましたが、期待を裏切ることなく「異端の神ゲー」であるというテーマに基づいた記事が展開されていました。うむ、これまたよくやったな、そみん（♂）。ちなみに、彼が作った記事を偶然私が校了しただけであり、そみん（♂）を持ち上げたいわけではないのであしからず。 閑話休題。シリーズの概要の一部が、4ページの記事内にギュッと詰め込まれているのですが、それをチクチク読めば、シリーズの驚異的で異端なすごさを感触としてつかめるはずです。そしてそれは、『パワポケ12』に対する期待感につながっていくと私は考えます。登場するキャラクターと、スレスレのシナリオが絶妙なバランスで成立しているところが、マジで、マジで、ヤヴァイ感じなんですよ、『パワポケ』シリーズって。そんなことを、みなさんにお伝えしたいという意図の記事になっているので、ぜひチェックしてほしいです。『FFCC クリスタルベアラー』の記事とともに。 ※電撃ゲームスのツイッターアカウント dengekigames ※電撃ゲームスについてつぶやいていただける際は、上記アカウントへの@mentionにしていただくか、あるいは#dgamesをつけていただくとありがたいです。 ※電撃ゲームスへの御意見、御要望、御質問は、下記アドレスでもお受けいたします。 dengekigames@gmail.com ※お寄せいただいた御意見、御要望、御質問には、極力、お答えしたいと考えていますが、すべてにお答えすることはできません。あらかじめ御了承ください。 また、特にこちらからお願いする場合以外は、メール等への個人情報の御記入はしないでください。こちらから個人情報の御提供をお願いする場合、御記入いただいた個人情報は各企画のためのみに利用させていただきます。