#dgames 【アイヌ絵巻探訪】これはまったく知りませんでした [倉西]
これだけ日本各地におじゃましていまして、当然、それは出張=仕事ではあるのですが、毎回、楽しみにしていることがあります。それが、各地の書店さんで「郷土の本」コーナーに立ち寄ることです。たとえば金沢だったら北国新聞社という地元の新聞社がありまして、時鐘舎新書というのを出しています。そういうものが、当然、全国各地にありまして、地域の歴史や風習について学ぶには最適の新書シリーズになっています。
今回も札幌駅ビルの書店さんにおじゃましてまして、一冊ゲットしてきたのですが、おもしろかった! これは異常なおもしろさでして、帰路に読破してしまいました。書名は「アイヌ絵巻探訪」、著者は五十嵐聡美さん、北海道新聞社が出している本です。内容は、江戸時代の絵師、小玉貞良が描いた「夷画」(簡単にいえばアイヌを描いた絵です)を中心に、彼の作ではないものも含めて、夷画に描かれたアイヌの姿を読み解いていこうというものです。
いやぁ、おもしろかった! 本当におもしろかったです。僕がいかにアイヌについて知らなかったかということを、今さらのように思いました。これは、ちょっとね、これから勉強していこうかと思ったりしますね。
アイヌというと、どうしても差別や歴史の問題を避けて通れないのかもしれませんが、今回、僕は極力、そうした問題を避けて、純粋に平易にアイヌの文化を知りたいと思って本を探していました。そういう意味では、最適のものでしたね。そもそも夷画というものも、言葉では知っていても、これだけ世の中に残っている(一部は焼失していて、戦前に撮られたモノクロ写真しかなかったりするのですが)とは思っていませんでしたし、こういう読解の視点があるということも、もちろん知りませんでした。
次は、なに読もう。他の本も読みはしますが、しばらくアイヌ関係は続きそうな気がします。
※画像はTSUTAYA ONLINEに掲出されているものです。
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