@skmt09 音楽機械論
坂本龍一さんと吉本隆明さんの対談集、「音楽機械論」が文庫化されてました。この本が文庫になったことに、まずびっくり。巻末に教授の対談というかインタビューがついたということで、それだけ読めばいいかなと思って買ったのですが、ついあたまっから読み返してみたりして、でもって23年前の書物に、今とつながる新発見が満載で、またびっくり。23年前、当時、30代半ばの教授と、今年、「out of noise」をリリースした教授とは、きちんとつながってるんですね。教授は、そういうこととは無関係なアーティストなんじゃないかと思っていたのですがw 今は、そうであったことを心地よく感じます。
僕ももう41ですから。20年前の自分との連続性を、最近、強く感じています。一言でいってしまえば、まったくもって進歩がない。
音のはじまり、言葉のはじまり、音が次の音、言葉が次の言葉。
さて、初版発売は1986年1月。当時の僕は、受験直前だったはずなのですが、全然普通に初版で読んでいたような気がします。全然、がまんなんてしなかったんですね。受験が終わってから読もうとか、そんなことはさっぱり考えてませんでしたし、図書館で勉強するという名目で、女の子と遊んでました。よく受かったな、大学w さすがに、高校生の自分と今の自分は違うような気がしますが……どうかなぁ。
※倉西のテキストは、Mac OSで書かれています。
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