【MH3(tri-)】陸の帝王　[壱] - ハゲじじいクラフト

すいません、朝、起きてみたら

ケータイの充電が切れていましたので、メールで。

昨日言ってたあれ、やりますか？

ちょっと作業していて時間が経ってしまって、

もし移動するとなると、1時間くらいかかってしまいそうです。

オンラインであれば、すぐ入れます。

数分後、カプコンのはぎちゃんから返信がありました。

早く早く（笑）。

僕はWiiにつながっている電源ケーブルなどなどをすべて引っこ抜き（でも、またあとですぐ接続できるようにテープでとめてみたりしてw）、本体をタオルでくるんでリモコンとクラシックコントローラPROもいっしょにバッグに突っ込み、外に出ました。炎天下。猛暑日でこそなかったようですが、外に出た途端に汗が噴き出しましたが、そんなことはおかまいなしに、急ぎ足で地下鉄の駅に向かいました。

ことのはじまりは十時間ほど前でした。はぎちゃんとカプコンのパブリシティスタッフのお二人、それから西岡＠電撃PlayStation編集長と僕とでお食事させていただいていた時です。はぎちゃんが、熱く、本当に熱く、「MH3(tri-)」について語りはじめました。おかしい……いや、カプコンのパブリシティを統括するはぎちゃんと、まがりなりにも日本で数少ないゲーム媒体を持っているハンター二人（結論違う？）がごはん食べてたわけですから、彼が「MH3(tri-)」のことを熱く語ったのは、当然といえば当然のことです。

当然……なのですが……どうも、この力の入り方はおかしい……。

その謎は、実はあっさり解けました。答えは、とあるイベントクエストにありました。くわしくは書きませんが、はぎちゃんはそれに参加するためにハンターランクを上げなければならなかったのです。わかる。わかるよ！　はぎちゃん。そりゃそうさ！　この日本という国に生まれた男なら、みんな「MH」をプレイしていて、そしてそのクエストに参加して、それで……わかる。俺も絶対やるもん！　あたりまえじゃん！　やらないなんて、あり得ないよ！

「ですよねぇ。じゃあ、倉西さん、明日、来てください」。

この言葉の意味が、すぐにはわかりませんでした。

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