『ディスガイア』開発チームはこの1年間何をしていたのか? 日本一ソフトウェア・新川氏直撃インタビュー
『ディスガイア』開発チームはこの1年間何をしていたのか?
日本一ソフトウェア・新川氏直撃インタビュー【前編】
電撃PlayStation ONLINE(20090122)
『ディスガイア』開発チームはこの1年間何をしていたのか?
日本一ソフトウェア・新川氏直撃インタビュー【後編】
電撃PlayStation ONLINE(20090123)
電撃PlayStation ONLINEに、2日間にわたって新川さん@日本一ソフトウェアのインタビューが掲載されています。ファンの方ならずとも、ぜひ、チェックしてみてください。ファンの方ならずとも、というのは僕らメディアの人間が使う常套句ですが、最近の日本一ソフトウェアさんは、本当にそういう感じになりました。日本一(ソフトウェア)だ! という部分は依然としてしっかり感じさせるのですが、幅広いジャンルに挑戦しています。そのジャンルの選択眼が、また日本一ソフトウェアなのでしょう。
——先ほどお話をうかがった『プリニー』のオリジナルのACTというジャンルは、ビジネスとして考えると難しいチャレンジだったかと思います。一方で、御社はこちらも売れ筋ジャンルとは言えないオリジナルのAVGも継続的にリリースされています。
新川宗平氏(以下新川、敬称略):正直、AVGに関してはビジネスとしては厳しい面も多いです。それに関してはどううまくコストとのバランスをとっていくかということももちろんなのですが、もっと大事なのはAVGをもっと売れるジャンルにするということだと思うんです。売れないから中身を縮小してコストを下げても限界がある。それよりも、たくさん売るために出来ることをまだ我々はやりきっていないということを忘れてはいけないと思うんですよ。
AVGというジャンルには根強いファンがいるんです。本格的なAVGを作るメーカーさんが一時撤退気味な時期があったので、「やらねば」という気持ちで弊社はスタート切って今に至ってます。『流行り神』や『インフィニットループ』を作ったラインが社内にありますので、今後もきっちりとビジネスになるように頑張っていきたいですね。
このくだりなんかは、ほんとにインタビュアーが無礼だ! とかも思うわけですがw 新川さんが言っていることは極めて正しい。できることとできないことと、こうすべきであることとすべきではないことと、そうしたバランスが絶妙に取れているからこそ、日本一ソフトウェアというブランドはゲームファンの間に確固たる支持を得ているのだと思います。
これからもぜひ! がんばってください。期待しています。