※この文章は電撃PlayStation 2008年7月11日発売号に掲載されたものです。
僕と回ってくださった方々は、たいていの場合、「なに（どのク
エストに）行く？」と聞いても、みなさん恥ずかしいのか、なかなか即答はありませんでした。それでもなんだかんだ話をして、大連続狩猟や強めのモンスターなんかに出ていたのですが、3人の男の子たちが入ってきた時に、ぴん！ ときまして……案の定、「なに行く？」と聞いても「なんでもいい」という答え。
「俺さぁ、特撰
アルビノほしいんだよねぇ」。
いきましたよ、ずばっと。イベントだって言ってんのに、仕事だって言ってんのに、物欲全開です。一回くらいいいじゃないですか！ ダメですか？ いやいや、基本的にはダメだろうと思ったのですが、この中学生たちはやはりタダモノではありませんでした。
「特撰
アルビノ？ じゃあ、あの大連続狩猟だね」。
えっ？ フルフル亜種2頭とかじゃなくて、大連続狩猟なの？ 「うん、その方が出ると思うんだ」。自信満々という様子でもなく、当然じゃんという感じでものすごいクールに答え、3人で話しあいながら準備を進めています。あ、あのぉ、俺は？ 俺はなにすればいいですか？
「あ、倉西さんはじゃあ、斬ってて」。
いや、あの、ガンナーでなければ、たいていの場合、斬ってると思うんですけど……とか思いましたが、僕の予感は的中だったのです。僕はそれなりにがんばっているだけで大連続狩猟は順調に終了し、特撰
アルビノが手に入りました。やった！ これで片手剣が強化できる!!
「あ、そうですか、よかったですね」。
最後までクールなヤツらだったなぁ。でも、頼りになる連中でした。ぜひ、機会があったらまたいっしょに回りたい。何かほしい素材がある時に。
そんなこんなで、狩られ道
タイムアタック＠高知は成功しました。イベントが終わった時、
タイムアタックコーナーで使用していた矢口＠弊社宣伝部のセーブデータには、5万以上ものポッケポイントが貯まっていました。なんとなくどころか、かなり憎いわけですが、そういえば一年くらい前に僕はブログで熱心に「2nd」の記事を書きはじめ、昨年11月22日には「狩られ道」という一冊の本を出し、おかげさまで御好評いただきまして、さらに調子に乗って僕はブログに「2nd」のこと、そして「2nd G」のことを書き続け、ついにはこんなイベントまでやってしまったというわけです。さぁて！ 次は何やろうかな。編集部員のみなさんはきっと「またかよ」とか思っているに違いありませんが、そんなことは気にしません。また、上司にそれが
電撃PlayStationの編集長の仕事なのか？ と問われたなら、思いっきり「否」と答えます。でも、もう次の企画は思いついてしまいましたから。思いついてしまい、ちょっとでもおもしろそうなら、それはやんなきゃですからね。（200806300248）
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