【狩られ道B 16】30代最後の企画(その1) *
4人のクエストは片手剣からはじまりました。片手剣は攻撃力が低い分、手数で勝負ということになるか、あるいは爆弾を使うかというのがよくある作戦ではないかと思うのですが、今回は4人で斬りかかります。爆弾の必要はないのではないかと思えました。そもそも砂漠のティガレックスには、爆弾を置くタイミングがないような気がします。たいていの場合はエリア5に現れて、その後、2と5を往復するのですが、いずれもあわてて移動しても落下地点に爆弾を仕掛けるのは難しい。かといって倒れ込んだ時に仕掛けても、4人がかりで斬りかかっている時はタイミングを誤って起爆してしまうことの方が心配です。今回はとにかく斬る。僕は練習のつもりで(すでに目的は見失いかけていました)、ジャンプ斬りを当てることに専念していました。
途中、誰かが毒の片手剣を持ってきていたのでティガレックスが毒ったり、西岡が力尽きたり青毛が力尽きたりしましたが、無事に捕獲に成功しました。あっさりと言うほどではありませんでしたが、「2ndG」の前に片手剣を使いこなしてみせる!と、すっかり目的のすり替わった僕も心に誓い、無事にクエストは終わりました。
次の武器はハンマーです。「ガードのない武器なんて野蛮ですよ」と、ガンランス使いの青毛が言いやがりましたが、そこは西岡、さすがデスクの発言がありました。
「俺、きんねこ(ハンマー)でいくよ」
きんねこハンマーは、麻痺属性のハンマーです。多人数で回っている時は最も喜ばれる武器です。言うまでもなくモンスターが麻痺っていれば、攻撃チャンスは大きく増えます。全員ハンマーで挑んだティガレックスも、開幕からまだ間もないうちに麻痺りました。
「ぎゃーはっはっはっ! ひーひっひっひっ!」
青毛でした。青毛が異様な笑い声を上げたのです。その声にびびった僕は、思わずPSPから目を離してしまいました。「青毛は麻痺が好きなんですよ」。西岡が笑いながら解説しました。青毛はモンスターが麻痺った時の挙動が大好きらしいのです。特に古龍が麻痺った時がたまらなく好きで、駆け寄っていって攻撃することも忘れ、存分に観察するのだそうです。
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