【狩られ道A 08】轟大剣【王虎】(大剣) 遅いうえに、後ずさり……(その3) *
結果として何も悩む必要はなかったのですが、悩みました。今回の目的は「すべてのティガレックスの武器を作り、すべてのティガレックスの武器でヤツを狩る」です。これをもし縛りであると解釈するなら、どこにも防具についての規程はありません。ここで僕がザザミUに着替えて各種スキルを発動させてから轟大剣【王虎】を使ってティガレックスを狩ったとしても、それは失敗ではありません。ただ、やっぱり美しいのはレックスSシリーズに身を固めて、そしてティガレックスの武器でヤツを狩ることです。それが最上の勝利であることは言うまでもありません。しかし……それでも……。
実際にはそれほど長い時間、悩んでいたということもなく、僕はザザミUに着替えました。自動マーキングと早食い、耳栓は失いますが、「轟竜ティガレックス」ではヤツはエリア2と5を往復するだけですし(どちらにもいない場合はエリア9に逃げています)、タイミングさえ外さなければ早食いがなくても回復はできるでしょう。いざとなれば隣のエリアに逃げ込めばいいわけですし。また、バインドボイス【大】に対して、もともと耳栓は何の役にも立っていませんでした。
そんな言い訳を自分に言い聞かせながら、ザザミUの僕は砂漠に入り、ティガレックスの前に立ちました。考えていた通りの結果でした。ガード性能+2が存分にその威力を発揮してくれて、もう後ずさりはしませんでした。ガードの音とグラフィックを確認すると、そのまま○ボタンで次の攻撃に移ることができるのです。おもしろいように、ティガレックスが何度ものけぞりました。ガードの向きがあわなかったり、攻撃を繰り出すタイミングがあわなかったためにガードが遅れ、ダメージを喰うこともありましたが、何度も大剣で苦労していた僕は、ほぼ、ほぼですが完璧な戦いを続けることができていました。
武器の特性にあわせて、防具やスキルを選ぶ必要もある??。
何度目でしょうか、こけたティガレックスに攻撃を加えながら、そんな当然なことを思っているうちに、レックスSからザザミUに着替えたということで感じていた罪悪感のような感情は消え、むしろ狩猟が成功目前であるという喜びが沸き起こってきました。知らず知らず、僕はにやにやと笑っていました。やっぱりうれしい! なんかの縛りを設けてプレイするのもいいけど、やっぱ楽しい! 狩るということ! そして、おのれとモンスターに勝つということ?
35分が過ぎ、そろそろ閃光玉が尽きそうになったころ、ティガレックスがエリア5で足を引きずりました。砂漠のティガレックスは、かなり長い距離、足を引きずってからエリア9へとジャンプしていきます。ザザミUでは自動マーキングが発動していませんからエリア9に入ったティガレックスが眠ったかどうかわかりません(自動マーキングが発動していれば、アイコンが赤から青に変わるので眠ったということがわかります)。十分時間を空けてからエリア9に入り、舌を出して眠りこけている轟竜を難なく捕獲しました。
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