【MHP 2nd】ディアブロス 9連戦(その4) *
その翌日のことです。電撃攻略本編集部の谷やんが、喫煙所で「MHP 2nd」をプレイしていました。谷やんはモンスターハンターポータブル 2nd ザ・マスターガイドで、奇跡のようなページを作った強者です。ヤツのプレイには、あまり遊びはありません。まっすぐストレートにモンスターに向かっていき、最短と思われる手際の良さで狩っていく姿には、軽く感動すら覚えることがありますが、はじめていっしょにクエストに出た時は、僕に虫の死骸×10を渡してくれた愉快な仲間でもあります(「狩られ道」P.67参照)そんな谷やんが、電撃「マ)王のスタッフであるデカおと、ちょうど「片角のマオウ」に出ようとしていました。
チャンス!
「行く! 俺も行く!」。PSPは常に腰からぶら下げていますから、すぐさま準備はできました。「そういえば倉西さん、俺、いっしょにクエスト出るの、はじめてですよ」。デカおが言いました。デカおは「狩られ道」に何度か登場するベテランハンターで、僕にいろいろとアドバイスをしてくれた先輩でもあり、そして「狩られ道」でも何本かコラムを書いているのですが、いっしょにクエストに出るのは、確かにはじめてでしたw しかし、この時の僕にはある閃きがあったので、そんな言葉には取り合わず、ただ黙ってクエストがはじまるのを待っていました。
レイトウ本マグロ。
は? なにそれ? 3人が用意をしている途中から入ってきた電撃攻略本編集部の野村のキャラクターが、背中に魚を背負っていました。それでもりっぱな氷属性の大剣です。確かにディアブロスの弱点属性ではあります。その姿にみんなが反応し、野村がいかに苦労してカジキマグロを釣り続けたかという話をしはじめました。みんなが笑い声をあげていました。僕ももちろん笑っていましたが、その理由は違いました。ナイスだ、野村、おまえのその異様な出で立ちが俺の閃きを覆い隠してくれている--。
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