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（前回から続く）
その時、手持ちの素材で作れた
ライトボウガンで、最も攻撃力の高いものは轟弩【戦虎】でした。
ティガレックス素材の
ライトボウガンです。ふむふむ。
ティガレックスであれば不足はない……と思ったのですが、なんだかかっこうがおかしい。これ、なんだか
ティガレックス柄の戦車のプラモデルみたいなんですけどw いや、このへんも「
MHP 2nd」らしい、おもしろいセンスですよね。しかも、
ライトボウガンは素材なしに、ゼニーだけで何段階か強化することもできます。すばらしい！ これまで太刀やガンチャリオットは素材がなくてなくて、強化するというだけでどれだけ苦労させられたでしょう。それに比べてねぇ、ゼニーで解決って、いいじゃないですか。ゼニーなら、ちょこちょこっと鉱石を売ればすぐ作れます。
ここで
電撃「マ）王編集部のデカおからアド
バイスがありました。
ライトボウガンなら貫通弾ですよ、と。貫通弾とは、その名の通り、敵の外皮を貫いて体内に食い込む弾丸です。たとえば正面からまっすぐ頭部に当たると、尻尾までぬけていき、その間、何度かビシビシビシッとヒットしていきます。これは気持ちいい。辻本プロデューサーも、僕に弓を進めるときに言っていました。「シェンガオレンの足をですね、何本かまとめてビシビシいけるんですよ。これ（貫通）は気持ちいいですよぉ」と。それか、そういうことか！ 弓ではなく
ライトボウガンで挑むことにはなりましたが、僕の心はもはや「貫通」の虜でした。貫通弾を撃たずして、なんの
ライトボウガンか！
ライトボウガンで貫通弾を撃つ。このことには別な意味もありました。新たな宿敵となったシェンガオレンの弱点はヤドの中にあります。ヤドの中を攻撃するためにも貫通は必要です。それがない場合はヤドを破壊してから、その中を狙うようにしなければなりません。しかし、貫通弾であれば、そんなことはおかまいなしです。ビシビシビシと、あのでかい
カニにダメージを与えることができるのです。すばらしい。そんなすばらしいことができるなんて！
今すぐク
エストに出たい！ はやる気持ちを抑えて、僕は加工屋に行き、あることを確認していました。「貫通弾強化」。ガンナー装備を作ろうとつらつら加工屋を眺めている時に、そういうスキルがあることを確認していました。こうなると物欲が出てくるものです。貫通弾強化を発動させるために必要な装備はシルバーソルシリーズです。銀火竜、
リオレウス希少種の素材からできる防具をそろえれば、それだけで発動します。金火竜、
リオレイア希少種に対しては絶対の自信を持つまでになっていましたから（自慢）、
リオレウスもそれほどの差はない……はず……という予測は間違ってはいませんでした。ほんっと、このへんはつまんなくなったなぁと自分でも思うくらい、そこそこあっさりめに（1回は力尽きましたが）初戦は勝利で終わりました。
本当に驚くほど銀火竜狩りは順調に進んでいき、素材もそろいました。この時、僕は鬼神斬破刀ではなく、轟弩【戦虎】に貫通弾を山ほど持って狩りに出ていました。
ライトボウガンはお金がかかるなぁということは実感しましたが、それほどゼニーに困っていたわけでもありませんでした。太刀、ガンチャリオット、ちょっとだけ片手剣を使ってきた人間からすると、銀火竜のようにあまり極端には走り回らない（金火竜に比べればおとなしいものじゃないですか？）、攻撃の予備動作がわかりやすい敵は、弓や
ライトボウガンの方が向いているような気がします。これは
テオ・テスカトル、
ナナ・テスカトリやオオナヅチといった
古龍でも同じだと思います。一発一発は食らうと痛いですが、予備動作が大きく、距離を取って狙う余裕がある敵であればガンナーです。逆に
ババコンガやドドブランゴは無理です、僕には。激しく素早く動き回る敵は、やっぱり剣で斬りつけるのが早いような気がします。
（第3回に続く）
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