さてさて、電撃PSPだけでなくw
電撃PlayStationも、本日、最新号Vol.381が発売されます。
表紙はもちろん！ 「モンスターハンターポータブル2nd」。アイルーが登場する非常にユニークなCGになっています。
というわけで、誌面企画の御紹介なのですが、もちろん巻頭から「MHP2nd」です。自分で言うのもなんですけど、まずは
発売最初の週末に使ってもらうには、いい内容になっていると思いますよ。仮に大剣しか使わない！ というような方でも、武器全体（その派生）について俯瞰してもらえるので、よいのではないかと。僕が攻略記事を評価する基準の1つに、「俺にもできそう」と感じられるかどうかということがあります。いや、実際にはできなくてもですねorz そういう視点に立つと、今回の「MHP2nd」の記事、いいと思います、はい。最近だと、「
MPO」の攻略記事もよかったな。
その「
MPO」なのですが、今回は別冊付録の
DENGEKI Re:Playで大フィーチャーしています。
小島監督、岡村プロデューサー、ハヤシヒロミ氏（ストーリーデモの総合演出を御担当）、松花賢和氏（オンラインユニット スーパーバイザー）のインタビューを中心に、第1特集とさせていただきました。これは読ませますよ、うん。他にも声優の
植田佳奈さんの企画で、ついに「
モンスターハンターポータブル2nd」開発チームとの対戦に乗り込んだりしています！ さらに、
男色ディーノ君も依然として絶好調です。まっとうな企画から色ものまで、しっかり読み込んでいただけるお得な別冊付録です。
てな感じで、「MHP2nd」のおともに、
電撃PlayStation Vol.381を、よろしくお願いいたします。
■DENGEKI Re:Play 倉西の巻末連載w
ゲーム雑誌は変わるのか？ 第2回
さて、
ゲームボーイソフト「
聖剣伝説 −
ファイナルファンタジー外伝−」を題材に選んで、僕が作ろうとしたのは今で言うところのフリーペーパーだった。まさか自分一人で何十ページもあるような「雑誌」を作れるとは思っていなかった。僕がイメージしたのは表と裏しかない、つまりペラ1枚2Pの新聞のようなものだった。それでも、それを何回か出せば、気分はいいに違いない。そう思って作業に取りかかった。発売前・発売時・発売後、その3回くらいかなと考えていたわけだが、その思考はもしかすると、
電撃PlayStationの新作担当デスクだったころに活かされた？ かもしれない。
まずとりかかったのは、部屋に散乱していた雑誌のコピーだった。ちょっと気になった写真が載っている雑誌を選んで、コンビニに行き、ごっそりとコピーを取ってきた。何をしたかというと、コラージュだ。まずは誌面の背景を作らなければならない。当時は
著作権等というものをまったく意識していなかった（申し訳ない）ので、いろんな写真をコラージュして、何がなんだかわからない背景を作り上げた。この時点では、ゲーム画面は一切使っていない。アマゾンのジャングルの航空写真とか、そんなようなものを貼りあわせていたような記憶がある。判型はB4判にしようと考えていたので、B4からややはみ出すくらいのコラージュを仕上げ、これをまたコンビニでコピーしてきた。
次は文章。当時僕は、伯父からもらった
ワープロを使っていた。ディスプレイには1行10文字くらいしか表示されなかったが、何度もプリントアウトをしているうちに、字間や行間をどう調整すれば、どんな仕上がりになるかのイメージは結べるようになっていた（ちなみに、この企画で最もお金がかかったのは、印刷用のインクリボン代金である）。文章は、普通に書いた。特に何を意識したわけでもない。結局のところ、僕は媒体を作ってみたかったのであって、何かを書きたかったのではなかったのだろう、この企画に関しては。幸い、今までの生涯で文章を書くことに困ったことはない。何の苦もなく、レイアウトイメージ通りのプリントアウトができた。そして、それをまたコンビニに持って行き、失敗した時の予備も考えて大量にコピーしてきて、大量に無駄を出した。文章1つ1つを切って貼っていったわけだが、ペラ1枚2P分くらい、まったくもってたいした作業ではない。いくつかの画面写真（のコピー）も貼り終わると、ほぼイメージ通り、「
聖剣伝説」発売を告げる「新聞」ができあがった。（次回に続く）
