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2006年の東京ゲームショウ、PLAYSTATION3発売を前にキーノートスピーチに立たれた久夛良木健さんです。PS3というか、Cellチップの高い処理能力を結集してタンパク質の解析を行おうというFolding@Homeが発表されたところです。これは衝撃的だったですね。今もってまだ、PS3の真価は問われていないような気がするのですが、ゲーム機がこれまでの枠組みを超えて、新しいなにものかになろうと、ある1つの方向性を選択した瞬間ではなかったかと思います。現実には別の選択肢が普及しましたが、まだまだ、まだこの路線の検証は終わっていない気がします。