【MHP 2nd G】モンスターハンターフェスタ'08 大阪大会(その15) *
■講義モンスター2体目 バサルモス
有名な話ですが、バサルモスはグラビモスの幼体です。成長するとグラビモスになるというわけです。また、バサルモスは岩に擬態することでも有名ですが、これは現実の自然界とも共通している点で、幼体でもあり、もともとがそれほど強くはない(そんなことないかも……とも思いましたが)ので擬態するのだそうです。小動物や虫を食べているので、その捕食のためにも擬態は有効なのだそうです。ちなみに、クエスト中にバサルモスが噴出したガスでランゴスタが落ちることがありますが、これも捕食行動の1つだとのことでした。
この食べ物が、実はバサルモス→グラビモスは非常に特徴的で、体内に岩や鉱石を分解してエネルギーに変えることができるバクテリアがいるのだそうで、それで小動物等といっしょに岩や鉱石も呑み込んでいるそうです。バサルモスのうちはまだエネルギーを得ることよりも、身体を大きく硬くするために岩や鉱石を分解していることが多いため、それ以外にも小動物や虫を食べてエネルギーを補っているとのことでした。
■講義モンスター3体目 グラビモス
煮えたぎる溶岩の中でもまったくもって平気な鎧竜です。成体でもあるので、身体が大きなことも特徴です。
幼体・バサルモスのころは小動物や虫でエネルギーを補いますが、体内のバクテリアが十分に育ったグラビモスになると岩や鉱石しか食べなくなるそうです。火山には爆発する鉱石があり(火山にありますよね、攻撃すると爆発する岩)、それを食べて体内で爆発させます。それを繰り返すことでバクテリアがどんどん増殖していくのだそうです。
ちなみに同じ火山に住むショウグンギザミも、よく何かをむしゃむしゃ食べていますが、岩を食べていることもあるのだそうです。岩を食べてミネラルやカルシウムを摂取しているらしいのですが、ショウグンギザミの場合は他の動物やモンスターも食べるので雑食といってよく、バサルモス→グラビモスとは岩を食べる意味はまったく違うとのことでした。
バサルモス→グラビモスを倒すと手に入る火炎袋は体内の消化器官の1つで、体内で鉱石が爆発した際に出るエネルギーの余剰な分を溜めておくものだそうです。そこに溜めこまれたエネルギーを一気に噴き出すのが熱線やガスです。あれは余剰なエネルギーによって体温が上昇しすぎるのを防ぐ、新陳代謝でもあるのだそうです。
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