電撃FPS! 絶賛とか好評とか、そんな感じで発売中です!
ありがとうございますありがとうございます。
電撃FPS! ただいま絶賛発売中でございます。わかります? FPSだけの増刊号が出ているわけですよ。おわかりになります?
日本ではウケない、売れないと言われ続けてひさしいFPS、ファースト・パーソン・シューターだけの増刊号が、なんと! あの!
●○●○●○●○●○●○●○電撃さんから出てるんです! これはすごい。ツイッターのタイムラインで見ていても「COD
MW2は確かにおもしろいけど、FPSオンリーの本が出てるとかすごい!」ですとか、「どこで売ってるのか知らんけど、とにかく見かけたら全部買う」とか、この本が出たという事実だ・け・で!
もりあがっていただけたようです。
ありがとうございますありがとうございます。
思い起こせばおよそ1年前、電撃ゲームス第1号の作業を終えたばかりで、もうトシですからね、けっこうダメージの残る身体でふらふらしながら東京ゲームショウ、そのスクウェア・エニックスさんのブースで見かけたのが『COD
MW2』でした。ビビりましたね、あのスペースの取りっぷりには。スクウェア・エニックスさんといえば、やっぱりRPG!
というところもあるじゃないですか。去年はちょうど『FF
XIII』の発売も控えていましたから、それ一色でもおかしくないような状況で、FPSですよ、日本では……というFPSである『COD
MW2』が大きなスペースを割いて、展示されていました。しかも、内容がまたすごかった。正直、(当時は)よく知らない海外のクリエイターさんが、巨大なモニターから語りかけてくるわけですよ、『COD
MW2』はおもしれぇぞ! って。僕ら、電撃ゲームス編集部は、まずこれにやられましたね。ジョージ!(じゃないかもしれないけど)
おまえがそこまで言うならやってやろうじゃないかと。なんかこう、使命感のようなものに燃えて帰ったのを覚えています。
それでまぁ、調子ぶっこいて「撃たれ道」なんて連載コラムまではじめさせていただいて……あれ? もう50ライン超えちゃった?
あ。やめよう。前説は唐突に終了しますが、さて、この電撃FPS。大基本としては、「FPSの増刊号」ということですので、各種FPSタイトルをとりそろえて掲載させていただいております。ただ、やっぱりメインは、なんといっても『COD
MW2』です。最近、廉価版が出ましたよね? えぇ、もちろん!w ぶっちゃけ、それにあわせて刊行いたしました。廉価版とこの本で、ぜひ『COD
MW2』を遊び倒していただきたい。早くも次回作『ブラックオプス』の発売日が発表されておりますが、大丈夫です。この本があれば、それまでの間に『COD
MW2』を極めていただくことも可能です。そういう作りになってますから! なってるよね? 谷やん(担当編集。COD MW2、超うまい)
MW2』徹底攻略で、まず注目していただきたいのはキャンペーン攻略。いわゆるストーリーモードです。登場人物の紹介や物語の背景も解説されていますが、まぁ、それはすっ飛ばしていただいてもOK(なのか?)、すぐさま戦場に向かってください。
この攻略ページがまた徹底していまして、本当に流れに沿ってるw
ここまで見事に流れに沿った攻略記事って、ちょっと見たことないんじゃないかというくらいです。ポイントの解説もシンプルに書かれてはいるのですが、それよりなにより画面写真がものすごいです。たぶんプレイされていない方はなにがなにやらわからないのではないかと思うのですが(FPSは主観視点の画面になるので、どうしても実際にプレイしていないと画面写真の内容はわからないと思います)、実に適確な場面の写真が掲載されています。たとえばAct2-4「オンリー・イージー・デイ」の解説。このシーンは舞台が洋上の油田採掘プラットフォームなので、足場が悪いというか狭く、視界も限定されがちです。ただ、広くはないということも手伝って、実はあまり複雑なマップではないんですね。僕がはじめてプレイした時は、おそらくぐるぐるぐるぐる迷いまくってばかりだったと思うのですが、敵の出現位置等から考えると、キーになるルート、ポイントは、そう多くはないわけです。それさえわかっていれば、あんなに無駄に死ぬことなく、ここは突破できたはずです……というようなルート、ポイントがわかる「画面写真」が載っているのです。マップが載っていて、そこに線が引いてある……ということではないのです。いわゆる連続写真的な見せ方で画面写真が並んでいるのですが、それを見ているだけでわかる。これはちょっとびっくりでした。そして、さっきさくっとこのシーンをプレイしてみたのですが、気持ちに余裕こそあったものの、やっぱりさっくり殺されている僕がいました。気持ちの余裕を時間的な余裕とカンチガイしてはいけませんね、はい。
あ、いや、記事のせいではないです。記事は、すばらしいんです! 本当に!
あ、あと、Act2-5「収容者#627」の解説。ページで言うとP.25右端の連続写真。これにはちょっとおもしろい思い出があります。これしか手はないというか、これが一番おすすめできる、わかりやすい攻略法なんですよねぇ。言ってしまえば強行突破なのですが、たったそれだけのことを6枚の連続写真で解説していまして、しかも、確かに、確かにこれなら、あのいやらしいガードの堅い敵の集団を突破できます。もし、このシーンでお悩みの方がいらっしゃったら、絶対です、この作戦は。絶対なので、ぜひぜひ試してみてください。
さらに、マルチプレイの攻略もしっかり掲載されているのですが、僕的に重宝しているのは武器とPERKの解説。武器はまだね、おおまかな特徴(サブマシンガンかスナイパーライフルか)を把握しているだけでも使えることは使えたりするのですが、PERKだけはちゃんと理解していないと意味がありません。僕の場合、自力でつける!
というよりはマルチプレイでやられて復活する時に誰かのPERKをつけるということばかりなのですがorz
そんな時にでも、どれをつければ得なのかということは知っておきたいじゃないですか。そういう意味で、このカタログも重宝しています……なんて書くと、かなりがっかりな感じではあるのですが、事実は隠しようもないw
いや、まぁ、『ブラックオプス』に移る前までには、いくつかは自力でゲットしたいです。
てなわけで。電撃FPS掲載文で連載コラムとしては終了していた「撃たれ道」ですが、最後に一回、電撃FPSの宣伝だけに内容を絞った回を書かせていただきました。ここまで書いた分を読み返してみたのですが、宣伝になってるんだろうか、これ。自分ところの増刊号の宣伝もまともにはできないくらい、やっぱりFPSはヘタでヘタでしょうがない僕ですし、これも何度書かせていただいたかわからないのですが、そんな僕が『COD
MW2』は、まだ遊んでまして、まだまだ遊びます。seiichik1968とかいうヤツを見かけたら、積極的に殺されてあげてください。そうしていただけるとうれしいです。あ、でも、あれですよ。昨日までの僕だと思ったらヤケドするかもですよ。電撃FPSを広げてプレイしてますからね!
ありがとうございますありがとうございます。(倉西誠一/201009080000)