【i文庫HD】マジ、これがなかったら「鎌倉JAPAN」も「鎌倉NIPPON」もなかったです

「僕、i文庫HDで、青空文庫、読んだことないんですよね、PDF見てばっかりで」。 そう申し上げると、「そんな人ばっかりですわ」と、「i文庫HD」の作者である浅田さん@NagisaWorksは笑われました。お互い、ややアルコールが入りはじめた、7月17日土曜、夕方のことです。 実際、僕にとって今、「i文庫HD」は、なくてはならないアプリになっています。(職業的に、基本以前の基礎とも言える)何本かのMac版テキストエディタを除いて、これほどライティングのために使っているアプリはありません。これなしには、もはや長文は書けない。そう言い切ってもいいでしょう。そんなすばらしいアプリを作ってくださった浅田さんに、なんとも失礼なことを申し上げたものですが、実際そうなのですから、いかんともしがたいんですorz というわけで、ここでは具体的な事例を挙げて(mobile ASCIIに掲載させていただいた「鎌倉JAPAN」を例に)、いかに僕が「i文庫HD」を使って……違うな……頼って、「i文庫HD」に依存して記事を作っているかを解説させていただきます。いずれも、使い方としてはあたりまえのものばかりなので、たいして参考にはならない(そのくせ話は長い)と思うのですが、「へぇ」くらいの感じで、お読みいただければw 【壱】ラフを切る まず、記事を作るためには企画、もしくは発注が必要です。自分で考えて「これやろっと」と思うか、誰かに頼まれるかしないと、記事作りははじまりません。「鎌倉JAPAN」の場合は、mobile ASCIIの中島編集長から「なんか10Pくらいの企画を」という依頼があり、スタートしました(そのへんのことはこのへんで御確認ください)。 企画が決まると、ラフを切ります。書くという作業に注目すると、雑誌記事の作り方には2パターンあります。先割りと後割りです。先割りは、先にラフを切ってデザインを進め、指定された文字量に合わせて書く方法で、後割りは先にテキストがあって、それがおさまるようにデザインを作ります。こう書いていておもしろいなぁと思ったのですが、ラフ。ラフというのは「だいたいこんな感じの誌面で」というデザインの下書きのようなものなのですが、ラフを「切る」って言うんですよね、なぜか。正しくはラフを書くだと思うのですが。なぜ切るんだろう……。トンボを切るという言葉もありますので、出版業界ではなにか定規を使って線を引くような作業を「切る」というようです(ラフを書く際に、必ず定規を使うわけではありませんが)。 ちなみに先「割り」、後「割り」の「割り」は、割り付けからきてます。新聞なんかでよく言う言葉ですが、紙面のどこにどれくらいのスペースを割いてなにを載せるかということを、割り付けといいます。 [i文庫HD] [i文庫HD] こちらが、「鎌倉JAPAN」のラフです。お読みいただいた方はおわかりかと思いますが、最終的な誌面をイメージしながら作るので当然といえば当然なのですが、要素はすでにこの段階ですべて書き込まれています。また、僕は最近、ラフを切っていなくて、keynoteで作っています。keynoteで作ってPDFファイルに書き出し、そして、「i文庫HD」です。もちろん中島編集長にも送信して、企画の確認を進め、OKをもらったりしました。 【弐】企画の打診 ラフを切る作業と平行して、この時はAppBankさんに企画の打診と説明を進めていました。実際、やるとなったらインタビューやら資料の提供やら、忙しいお時間を割いてお願いしなければなりません。ここで注意しなければならないのは、企画のコンセプトをお伝えするのと同じくらい、取材対象になにを話していただきたいか、どれくらいの時間等、物理的な負担をかけてしまうかということを明確にすることです。コンセプトなんて、極端な話、あとからいくらでも変えられますが、取材は一発ですから。 [i文庫HD] [i文庫HD] このファイルもkeynoteで作ってPDFに書き出して、AppBankさんに送信しました。実際、訪ねていって「やる?」ということを口頭でも確認したのですが、その時はiPadを出して、「i文庫HD」でこのファイルを見ながら話をしました。誰かに見せるという目的でも使えて、iPadアプリである「i文庫HD」は便利です。 「やりますよ! どーんと大波に乗ったつもりで!」。 @appbank君は、このファイルを見ながら、そう答えてくれました。ちなみに、この時の現物のファイルを見返してみたところ、「鎌倉JAPAN」というタイトルは「仮だ」と書いてありましたw 【参】取材 [i文庫HD] 取材に向けて、この時は事前に質問状を送りました。気をつけたのは、AppBankのお二人が了解したラフと質問の連動です。こういうとあれですがw @entrypostmanさんも@appbank君も、取材を受けることには慣れていないでしょうから、質問リストだけお送りするのは不親切かなと。そう思いまして、ふだんはあまりやらないのですが(質問状はメール本文で送信が主流です)、ラフの脇に質問を書き添えてメールすることにしました。どのページにどんな話題が載る予定なのかということが、一目瞭然というわけです。 [i文庫HD] はい! そしてこれが最も重要なものなのですが、この時の取材メモ……をダミーで作ったものです。そのものずばりはさすがにお見せできませんが、およそこんな感じでメモを取っていきます。この時は、4枚、プリントアウトを持っていったのですが、表裏、びっしり書き込みました。 最近はすっかりこのやり方なのですが、事前に僕自身、質問状をプリントアウトしておいて、そこにがりがりと書き込んでいくようにしています。書く時にもわかりやすいんですよね、こういう方が。自分が何を考えながら、このメモを書いたのかも思い出しやすいですし。 こういうやり方ができるようになったのも、ある意味、「i文庫HD」のおかげです。会社に戻ったら、このメモをスキャンしてPDFを作り、「i文庫HD」に放り込む。なくしてしまうこともありませんし、汚してしまう心配もありません。すばらしい。このメモをぺらりぺらりとめくりながら書いていると、ほんっと、まとまるんですよね、長文が。それがなぜかまではちょっとわからないのですが、自分のメモを具体的な動作を伴って客観的に見直せるから? ではないかと推察しています、はい。 【四】原稿書き [i文庫HD] ちょうどそれくらいのタイミングで、ネーム量と呼ばれるものがあがってきます。これはまだデザインの細部までは組み上がっていないものなのですが(写真類もダミーが入っていたりします)、どこにどれくらいの文字が入るかということがわかるものです。これも最近はデザイナーからPDFファイルで送られてくることが多いです。迷うことなく、さくっとそのまま「i文庫HD」です。 原稿を書く段階のことは……まぁ、そんなおもしろい話でもないので割愛します。先に書いた通り、取材メモを「i文庫HD」でぺらりぺらりとやりながら、書いていったわけです。 [i文庫HD] [i文庫HD] これはみなさん、あまり御存知ないかもしれませんね。原稿を渡す時には、このようなファイルを作ります。どこにどの文章、スクリーンショット、写真類が入るのかという位置を指定するものです。僕の場合は、文章の位置はアラビア数字を赤、写真の位置はアルファベットを青で指定しています。一般的に決まったルールはないのですが、初期の電撃PlayStationにそういう編集部ルールがあったので、なんとなくそうしています。 【五】校正確認 [i文庫HD] 原稿を入れた後は校正になるのですが、まぁ、ここは御想像通り、てんやわんやです。写真のようなファイルを作って、細かな原稿のやりとりがあって……という感じですが、これが終わると記事としては無事、完成を迎えます。 「鎌倉JAPAN」の場合は、あまり時間がなかったのですが、この段階でも「i文庫HD」は大活躍してくれました。長文が主体となる記事なので、どうしても何度も読み直さなければならず、けっこう時間かかるんですよね。「i文庫HD」がなかったら、あんなに何度も、いろんなタイミング、いろんな場所で読み返すことはできませんでした。あれだけの文章を書きながら、対象がAppBankさんだったので、全然、文字量が足りなかったんですよね。そんな中、細部までつめることができたのは、ありがたかったです。また、この過程で、「鎌倉NIPPON」の構想をまとめることもできました。 という感じでございまして! 結果としては、どうでもいいことを長々と書いてしまった気がします。要は、記事タイトル通りでございます。マジ、これがなかったら「鎌倉JAPAN」も「鎌倉NIPPON」もなかったです。浅田さん、本当にありがとうございます。たぶん、僕と同じように使っているライターさんは、けっこう多いんじゃないかと推測します。僕自身、まさか42にもなって、キャリア二十数年目で革命的に「書く」ということが変わる、自分のスタイルを変えるとは、思ってもいませんでした。 [i文庫HD] ちなみに、この記事で御紹介したPDFファイルを本棚に並べるとこんな感じです。これだけのファイルを「i文庫HD」に放り込んで、確かめながら作業を進めていくわけですが、ただいま現在は、1つも僕のiPadの中には残ってませんw そりゃそうでしょう! 作業が終わったファイルはどんどん捨てていかないと! 今は、最終版のPDFファイル(印刷データ)だけ、入れています。まぁ、それをぺらりぺらりとやれるのもまた、「i文庫HD」のおかげなわけです(他のアプリでもできるかもしれませんが、「i文庫HD」のぺらりぺらり感に慣れてしまうと、他は使えません)。 ありがとうございますありがとうございます。 [AppStore0726]

 

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