#dgames #mh3 【狩られ道亜種】モンスターハンターフェスタ'09を終えて…… ロングインタビュー COMPLETE EDITION 六 [倉西]

※この文章は電撃ゲームス Vol.3に掲載されているものの完全版です。 木下：だから（続く）大阪大会のラギアクルス討伐は絶対に失敗できないと思ってました。これ失敗したら、リーダーを辞める（注：開発者チャレンジクエストでは、木下さんがリーダーということになっていました）。それくらい覚悟していました。 辻本：まぁ、木下がそんな調子なので、僕は僕で楽しくプレイしようと思ったんですよ（笑） 木下：なにも考えていなかったギギネブラ討伐を反省して、ちゃんと作戦を考えましたからね、 ーー東京大会の決勝戦で見た……ような作戦でしたよね。 木下：ラギアクルスですか？　いいんです、それは。それはモンハンアスリートのみなさんへのリスペクトの表れですし、他のみんな（辻本さん、藤岡さん、一瀬さん）も見ているからできるだろうと思っていたのに、ステージで作戦を説明し終わった途端に辻本から「作戦、どうするの？」ですよ。愕然としましたね。今、言ったばっかりじゃん！　って。 辻本：なんか違う準備してたんやなぁ。このころはあれです、水中の打上げタル爆弾が自分の中でおもしろくなってきてたころだったんで。 木下：なにがおもしろいんですか。それはともかく、この時はエリア11から10に逃げるラギアクルスに対応するため、ルート上にシビレ罠を置いたんですが……。 辻本：（椅子から転げ落ちそうなくらい笑いながら）あれな！　もう気持ちえぇくらい、シビレ罠の上を、すーってラギアクルスが（笑） 木下：素通りされましたね。さすが水中！　立体的に考えないと！　ということなんですが、がっかりしました。まぁ、10から11に戻ってきたラギアクルスがかかったんで、結果的にはOKでしたし、ザコはかかってましたね（注：この日、辻本さんは俗称「サメランス」（サメのかたちをしたランス）シャークキングを装備していて、サメがシビレ罠にかかったようなアクションで会場の笑いをとっていました）。あ、ザコで思い出したんですけど、辻本さんが持っていたシャークキングって水属性のランスなんです。ラギアクルスに水属性の武器って、その時点でおかしいですから。 辻本：でも、全大会を通して、リハーサルで一番力尽きてるのは木下なんです。リーダーだったのに。 木下：僕だってプレイヤーに徹することができれば、そんなことないですよ！　でも、みんなして「作戦は？」とか、「次、どうすんの？」とか聞いてくるわけですよ、あの、尖ったクリエイター2人と、使いものにならない、自分の身も守れないようなハンターが……。そんな連中をリーダーとしてまとめていくだけで大変だったんです。 辻本：まとめてたんかぁ、あれで（笑）　それはともかく、名古屋大会はジエン・モーランでした。ジエン・モーランは絶対、どこかの会場でやろう、みなさんに見てもらおうと思っていたので、実は念入りに3回もリハーサルしていました。それで僕が撃竜槍を撃つということになっていたのですが、プレッシャーがきつかったです。みんなからはあからさまに「ハズしたら殺す」とまで言われてましたし……。 木下：リハーサルでは何回もハズしていて（笑）　さすがの辻本も震えてました。 辻本：一回、ひどいタイミングで撃ってハズしてしまって……いや、厳しかったわ、ジエン・モーランは。 ※電撃ゲームスのツイッターアカウント dengekigames ※電撃ゲームスについてつぶやいていただける際は、上記アカウントへの@mentionにしていただくか、あるいは#dgamesをつけていただくとありがたいです。 ※電撃ゲームスへの御意見、御要望、御質問は、下記アドレスでもお受けいたします。 dengekigames@gmail.com ※倉西のツイッターアカウント kararemichi ※倉西の記事への御意見、御要望、御質問は、下記アドレスでもお受けいたします。 kararemichi@gmail.com ※お寄せいただいた御意見、御要望、御質問には、極力、お答えしたいと考えていますが、すべてにお答えすることはできません。あらかじめ御了承ください。 また、特にこちらからお願いする場合以外は、メール等への個人情報の御記入はしないでください。こちらから個人情報の御提供をお願いする場合、御記入いただいた個人情報は各企画のためのみに利用させていただきます。