平井さん＠
SCEの基調講演に続いては、大手ソフトメーカー5社さんを代表する方々による
トークセッションが行われました。参加されたのは、
カプコン代表取締役社長／
辻本春弘さん、
コナミデジタルエンタテインメント取締役副社長／北上一三さん、
スクウェア・エニックス代表取締役社長／
和田洋一さん、
SCEワールドワイド・スタジオ プレジデント／吉田修平さん、
バンダイナムコゲームス代表取締役社長／
鵜之澤伸さんです。左から、この順番でお座りになってました。
内容は
電撃オンラインの記事にまとまっているので、ぜひ、そちらをチェックしていただきたいと思うのですが、聞く人間、あえて言えば聞く「業界人」によって、違って聞こえる、異なる印象を受けるようなお言葉が多かった気がします。素直に、勉強になりましたと言いますか、考えることが多かったです。
てなわけで、ここでは僕のメモから、印象に残ったお言葉をとりあげさせていただきたいと思います。人によって思うところは違うと思いますので、僕の感想は省きまして、お言葉のみ、まとめさせていただきます。
※御発言は、トークセッションの進行順です。
「携帯ゲーム機を、そこかしこで、複数人でプレイされている様子をよく見かけるようになりました。ユーザーのプレイスタイルは、変化していると思います」（辻本さん）
「
リーマンショックで崩れたのは、
ファイナンスです。そもそも、ゲームを買うために借金をする人はいないわけですし、ゲームはほしいものしか買っていただけないものですから、流通の段階を除けば、（他業種と比較して）
リーマンショックの影響は小さかったのではないかと思います」（和田さん）
「この1年で、2つの大きな変化があったと思います。
iPhoneの登場と、
Facebookに代表される
SNSの普及です」（吉田さん）
「大人のゲームを作るということと、青少年の健全育成は、別問題です」（和田さん）
「ビジネスモデルと、それをベースにした方法論を、いつ変えればいいんだろうかという恐怖感があります。これくらいの価格設定で、これくらい（の時間）遊べて……という従来の基準からぬけ出せていない恐怖があります」（鵜之澤さん）
「（
iPhoneのアプリは）全世界で均質にダウンロードされるので、どんどん作られている。それこそ喫
茶店で作ってたというような、そういう例が少しずつ増えてきている」（吉田さん）
「携帯ゲーム機のソフトは、据え置き機とは違って、一人一本、買ってもらえるという特徴がありますね」（北上さん）
「日本人は、世界で一番、家にいない国民なんじゃないかと思います」（和田さん）
「（海外の）外部スタジオで作っていて、結局、内部に持ち帰って仕上げたというケースもありました」（鵜之澤さん）
「僕は海外でずっと仕事をしてきたのですが、日本でウケるものは、日本のクリエイターにしか作れないと思います。インタ
ラクティビティという部分での強みが、日本にはあります」（吉田さん）
「グローバルという国はありませんからね」（和田さん）
※電撃オンラインの関連記事はこちらです。
大手メーカーのトップクラス5氏がゲーム業界の未来をアツく語る!!
（電撃オンライン／20090924）
※倉西のテキストは、Mac OSで書かれています。
twitter ユーザー名
kararemichi
MH3(tri-)
ハンターネーム：SEIICHI
ID：DY2FGH
平井さん＠SCEの基調講演に続いては、大手ソフトメーカー5社さんを代表する方々によるトークセッションが行われました。参加されたのは、カプコン代表取締役社長／辻本春弘さん、コナミデジタルエンタテインメント取締役副社長／北上一三さん、スクウェア・エニックス代表取締役社長／和田洋一さん、SCEワールドワイド・スタジオ プレジデント／吉田修平さん、バンダイナムコゲームス代表取締役社長／鵜之澤伸さんです。左から、この順番でお座りになってました。
内容は電撃オンラインの記事にまとまっているので、ぜひ、そちらをチェックしていただきたいと思うのですが、聞く人間、あえて言えば聞く「業界人」によって、違って聞こえる、異なる印象を受けるようなお言葉が多かった気がします。素直に、勉強になりましたと言いますか、考えることが多かったです。
てなわけで、ここでは僕のメモから、印象に残ったお言葉をとりあげさせていただきたいと思います。人によって思うところは違うと思いますので、僕の感想は省きまして、お言葉のみ、まとめさせていただきます。
※御発言は、トークセッションの進行順です。
「携帯ゲーム機を、そこかしこで、複数人でプレイされている様子をよく見かけるようになりました。ユーザーのプレイスタイルは、変化していると思います」（辻本さん）
「リーマンショックで崩れたのは、ファイナンスです。そもそも、ゲームを買うために借金をする人はいないわけですし、ゲームはほしいものしか買っていただけないものですから、流通の段階を除けば、（他業種と比較して）リーマンショックの影響は小さかったのではないかと思います」（和田さん）
「この1年で、2つの大きな変化があったと思います。iPhoneの登場と、Facebookに代表されるSNSの普及です」（吉田さん）
「大人のゲームを作るということと、青少年の健全育成は、別問題です」（和田さん）
「ビジネスモデルと、それをベースにした方法論を、いつ変えればいいんだろうかという恐怖感があります。これくらいの価格設定で、これくらい（の時間）遊べて……という従来の基準からぬけ出せていない恐怖があります」（鵜之澤さん）
「（iPhoneのアプリは）全世界で均質にダウンロードされるので、どんどん作られている。それこそ喫茶店で作ってたというような、そういう例が少しずつ増えてきている」（吉田さん）
「携帯ゲーム機のソフトは、据え置き機とは違って、一人一本、買ってもらえるという特徴がありますね」（北上さん）
「日本人は、世界で一番、家にいない国民なんじゃないかと思います」（和田さん）
「（海外の）外部スタジオで作っていて、結局、内部に持ち帰って仕上げたというケースもありました」（鵜之澤さん）
「僕は海外でずっと仕事をしてきたのですが、日本でウケるものは、日本のクリエイターにしか作れないと思います。インタラクティビティという部分での強みが、日本にはあります」（吉田さん）
「グローバルという国はありませんからね」（和田さん）
※電撃オンラインの関連記事はこちらです。
大手メーカーのトップクラス5氏がゲーム業界の未来をアツく語る!!
（電撃オンライン／20090924）
