【MHP 2nd G】モンスターハンターフェスタ'08 決勝大会(その8)
※モンスターハンターフェスタ'08 決勝大会からはだいぶ日が経ってしまいましたがorz レポート記事は続けさせていただきます。
16チームが一気に4チームになり、いよいよ準決勝がはじまりました。準決勝の課題は、「MHP 2nd G」らしく大連続狩猟です。闘技場に、ババコンガ亜種、ショウグンギザミ亜種、ナルガクルガが登場するクエストです。登場モンスター3体も、「MHP 2nd G」からのものです。
さて、大連続狩猟ですから、各チームがどういう武器を選択するのかというのも注目のポイントだったのですが、かりんちゅが大剣・ハンマーという組み合わせだった以外は、いずれもハンマー・ハンマーというチーム編成でした。ハンマーで頭を攻撃してめまいを誘う。これが作戦の主軸になっていたわけです。
しかしまぁ、みなさんのテクニック、コンビネーションの見事なこと見事なこと。特にもうゲネポのナルガクルガ討伐は、目を見張るものがありました。ショウグンギザミ亜種が終わったところで、闘技場のある位置に爆弾を2個設置、少し離れたところに落とし穴も設置してナルガクルガの登場を待つ……というところだったのですが、二人が余裕を見せて蹴りあったりして会場から笑いが起こり、お互いがハンマーの溜め攻撃の構えでメンチを切りあうようなポーズを見せ、再び会場から笑いが起こった……その時、ナルガクルガが登場、溜め攻撃が炸裂して爆弾も起爆(もちろん自分は無傷)、怒ってジャンプしたナルガクルガがそのまま落とし穴にハマりました。あの溜めは、ふざけてたように見せて、実はしっかり攻撃の準備だったのです! さすが大阪代表というべきか、このプレイに会場からも大拍手がわき起こりました。
しかし、彼らのすごいところはまだまだこの後でした。落とし穴にハマッたナルガクルガの頭を攻撃してめまい~ダウン、さらに頭を攻撃しつつ、めまいが終わったあたりで一人がナルガクルガの背後に落とし穴を設置、落とし穴の持続時間が終わってジャンプで逃れ、着地したナルガクルガの頭をさらに攻撃すると今度はひるみが起こり、そのまま後ずさって落とし穴にハマり、頭への攻撃~めまい~ダウン~頭への攻撃続行というところで、討伐成功となりました。モンスターがどう行動するか、それに対してどう対処するか、緻密に練り上げられた戦略の上に、さらにエンタテインメント性豊かな演出をかぶせていく。いやぁ、楽しませていただきました。ありがとうございました。
●決勝大会準決勝結果
第1位 Effort Cristal 8分29秒23
第2位 もうゲネポ 8分29秒93
第3位 タレメ 9分01秒00
第4位 かりんちゅ 10分55秒06
準決勝の結果は以上のようになりました。タイムアタック大会ですから、どこかのチームがどこかのチームよりも速いという結果が出るのは当然です。ですが、実際に観戦していた僕からすると、1位~4位の間でも、これほどの差は感じられませんでした。実際、ショウグンギザミ亜種の討伐までにかかった時間は、どのチームも大差ありませんでしたから。最後の最後、ナルガクルガ討伐の方法、精度で、勝敗は決したようでした。しかし、しかしです。そうだとしても1位と2位の差は0.7秒です。高度に組み上げられた戦術の、さらにその先の精度を争うような、実力伯仲の決勝戦が期待されました。
電撃PlayStation 倉西誠一
※電撃オンラインのモンスターハンターフェスタ'08 決勝大会レポートはこちらでどうぞ。
※画像は同記事に掲出されているものです。
※「モンスターハンターポータブル2ndG」の公式サイトはこちらです。
(C)CAPCOM CO .,LTD. 2007, 2008 ALL RIGHTS RESERVED.
※電撃PlayStation「MHP 2nd G」スタッフのブログ、ケータイ狩られ道はこちらか、もしくは下のQRコードからどうぞ。