【MHP 2nd】金獅子、再び(その3) *
狩るか、狩られるか。
改めて、この言葉を認識させられるほど、決着はあっさりつきました。心のどこかに余裕がありすぎたのでしょう、そしてそれが油断を生んだのでしょう、あれだけ何度も挑んだラージャンの動きを、僕はまったく忘れてしまっていたようでした。あぁ、そういえば腕、ぶんぶん振り回してくると思ったより横に当たり判定が広くてイヤなんだよなぁ、そうそう、あいつさぁ、すぐ後ろに跳びのいてくるんだよなぁ、あぁ、飛び上がって雷吐くとさぁ、これまた意外なくらい広い範囲に当たり判定があるんだよなぁ……等々。プレイしながら思い出しているような始末では、とうてい、まともに攻撃なんかできませんし、回復すらままならないまま、僕は3落ちしていました。
さて。さて、気合いを入れ直しましょう。もし本当にラージャンの動きを忘れてしまったのなら、それならそれでもいいじゃないか。何度も挑み、そして何度も力尽き、最後に狩れば、最後に狩れれば、それでいいのです。それが「MHP 2nd」であり、それが「狩られ道」じゃないか……って、なんかバカっぽいな、このテキスト。とか思いつつ、まさにその通りのことをやっていました。僕は同じ装備のまま、何度も大闘技場に向かい、何度もクエストに失敗しました。それでも少しずつ、ラージャンの動きは思い出していました。
思い出しただけではなく、防御力が低いガンナー装備できているために神経が研ぎ澄まされていたのか(ちょっと、気持ち程度は)、新たな発見もありました。ラージャン跳びかかってくる時についてです。ラージャンはただまっすぐに跳びかかってくるのではなく、1回、軽く跳んでから、もう1回、力を溜めて跳びます。ここです。実はこの2回目のジャンプに微妙にホーミングがかかっていたわけです。過去、剣士で挑んでいた時はラージャンとの距離が近すぎて見えなかったのですが、1回跳んで2回目の前に一瞬、力を溜める。この溜めのタイミングを見極めずに回転回避を入れようとすると、溜のうちに回転回避の方向にホーミングが発生していて、「避けた!」と思ったところで喰らうという仕組みになっていたのです。いや、なっているんでしょうか? 厳密にはあれですが、僕にはそう感じられました。
対処法はただ1つ、落ち着くことです。1回目のジャンプを見たらすぐに回転回避するのではなく、2回目のジャンプに向けての溜めの間は動かずに待ってから、2回目のジャンプとタイミングをあわせて回転回避というか無敵ジャンプです。こうすると、ラージャンは2回目のジャンプをほぼまっすぐに跳んでくれて、無事に回避することが出来ました。このひと呼吸が、何度も僕を救いました。
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ウワサの双剣が作れる! 『MHP 2nd』明日追加のクエスト発表
電撃オンライン(20070726)