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それは僕がまだ
ハンターランク5だった最後の夜、その日のク
エストは、sipahhからはじまりました。sipahhについてくわしく書くつもりはないので適当にググッていただきたいのですが、この日、まずは腹ごしらえにと入った中華料理店に、「
METAL GEAR ACID」ディレクター・野尻真太君がパックの牛乳と一緒に持ち込みました。「牛乳がたのしくのめちゃうストロー」って言われてもなぁ……俺、実は牛乳、苦手なんだよな。「なに言ってんすか、倉西さん。残念だなぁ、今ね、ゲームプランナーの間では大注目のマストアイテムですよ。これを飲まずに、ゲームは語れませんよ、
電撃PlayStationの編集長たる者……」。「MGA」発売当時のインタビューなんかで見ていただければと思うのですが、野尻君はゲーム業界屈指のイケメン・クリエイターでもあります。なのですが、毎回、こういうネタを用意してきて笑いをとります。ほんとにねぇw その牛乳が楽しく飲めるストローとやらで喜んでるクリエイターさんは、たぶん、キミとあと2人くらいしかいないと思うよ、探しても……僕はそのサービス精神は大好きですが、合コンではよした方がいいね。
さて。この日のメンバーはPOWER GRAPHIXXの半澤君、小松君、斉藤君(遅れて参加)に、野尻君、そして男塾先輩と僕という6人でした。集まった目的は……もちろん、「
モンスターハンターポータブル2nd」のク
エストを回ろう! ということだったのですが、僕的な、ある意味、真の目的は「HR6になる」というものでした。「みんなでク
エスト回ろうよ、楽しいじゃん、なんかさ、メシとか食ってさ……」などと猫なで声っぽいメールで誘って集まってもらってはいますが、目的は1つ、自分自身のためです。
偶然だったのですが、野尻君もこの時点でHR5でした。野尻君は、かっこいいw ギザミシリーズに身を固め、僕をHR3にしてくれた恩人でもあります。そんな彼と、今や同じ
ハンターランクとは……にやり。「野尻君、あれ?
ハンターランク、なに? 俺といっしょなの? あれ? なんか進んでないんじゃないの? どうしたの? 友だちいないの?」。僕は容赦しません。野尻君の周囲には、実は一緒に回ってくれるモンハン友だちが少ないということを知っていての一言です。「倉西さんは、あれじゃないですか、編集長権限で部下にやらせたりして、ひどいですよね、男塾さん」。いつになく笑いのないコメントを、野尻君は返してきました。くやしいんだろうなぁ、いやぁ、人をくやしがらせるのは気分がいいなぁ……などど思いながら、この僕が、たった2杯のビールを飲んだだけで中華料理店を後にしました。あまり飲み過ぎると、この後のク
エストに障ります。
(第2回に続く)
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