iPhoneがゲーム機なら、iPadもゲーム機だと言っていきたい【1/2】 #iPadjp

北米発売から約4か月、日本をはじめ、販売地域が拡大してからは約2か月が経過したiPad。世の中一般の話題は電子書籍に偏っているようですが、やっぱり！　やっぱりiPadもゲーム機だ！　ということを主張していきたいわけです、もちろん。ただ、ちょっとですね……その、なんといいますか、iPhoneと同じ感覚でプレイできないのは確か。重いですw　これは否定の仕様もない。350mlの缶飲料2本分ですからね。それを片手で持ち続けてもう一方の手で操作し続けるというのは、しんどい。iPadにはiPadなりのプレイスタイルがあるのだということを、まだまだ追究していきたいと思っています。

てなわけでございまして、iPadでプレイするゲームならではという特徴も見えてまいりましたので紹介させていただこうかと思うわけですが、まず前提として、iPadの画面は大きいです。ざっくり言うとiPhoneの4倍になるわけですから、iPhoneゲームとはまったく違うゲームがあっていいわけです。

Glow Hockey 2 HD

もうおわかりですね、最初のポイントは、1台でできる多人数対戦です。

Splash Duel HD

楽しいです。これはiPadでないと味わえない楽しさですね。さっと取り出して、その場で対戦できるんです。iPad発売当初、なぜかエアホッケー・タイトルが充実していたのも、こういう理由だったんですねw　機会があれば、ぜひ、試してみてください。

で、実は！　iPadの対戦ゲームといえば、見逃せないのがスタジオルーペだったりします。

COLOR BLOQ

すでに第2弾もリリースされています。

SUPER WORM BALL

これまでiPhoneでは「時間との戦い」をテーマにしたパズル系アクションゲームをリリースしてきたスタジオルーペですが、iPadでは明確に多人数対戦のおもしろさにフォーカスしています。「COLOR BLOQ」も「SUPER WORM BALL」も、いずれも（2人ではなく）4人対戦を前提に作られています。ここまで4人対戦にこだわったデベロッパーは、他にちょっと見当たらないくらい。今後のリリースも楽しみです。ちなみに、iPhonePeopleにはスタジオルーペ／リオ・リーバスさんのインタビューも掲載されています。ぜひ、チェックしてみてください。

※このテキストは電撃ゲームス 2010年07月29日発売号に掲載されたものです。