【狩られ道黒毛 2/2】基礎の基礎に挑む #MHP2G
あ、あれ? いないじゃん?
倒れたポポに向かって一歩前に出ました。どうやら無事に狩れているようです。それを確かめて、次のポポに向かおうとした時でした。基礎訓練の流れから言えば、まだダッシュの方法は教わっていないわけですが、もちろんですね、知ってますからw Rボタンを押し込んで走って次のポポに向かおうとした時のことです。1頭が狩られると、他のポポは一目散に逃げ出します(そうでもない、のんびりしたヤツもいますがw)。2頭、3頭と狩っていかなければならないのに、肝心の自分の姿が、kararecoの姿が消えてしまったのです。
あせりまくったのは、実際の時間にしたらどれくらいだったのでしょう。おそらくは一瞬だったと思うのですが、疑問は氷解しました。僕は武器を出したまま、Rボタンを押し込んでいたのです。装備していたのは片手剣ですから、要は、ポポの巨体と重なって腰を落としてガードしていたんですねorz 一体全体、なんの脅威から自分の身を守っていたというのか。kararecoに聞いてもわかるわけがありませんでした。
無事、狩っていた1頭から2個の生肉を剥ぎ取って納品しましたが、基礎の基礎からこれです。雪山には魔物が潜む……なんてことは言いませんが、勝って兜の緒をしめる……も違いますが、なんとなく釈然としない気持ちのまま、基礎訓練を続けましたあぁ恥ずかしい。
続いては肉焼きです。こんがり肉一個の納品です。これはなんの問題もない。肉焼きなら、意外と得意です。アルコールが入った場合には成功率がぐっと下がりますが、しらふであれば問題ない。
肉焼きのタイミングですが、みなさん、どうとられてますか? 僕は2つの方法を気分で使い分けています。1つは見た目です。肉焼き器を使ってから音楽がなっている間にカメラの向きを変えてなるべく大きく肉が入るようにします(もうちょっと細かくいうと、肉の霜降り部分? なんでしょうか、白いところが見えるようにします)。それで焼いていって、色が変わった瞬間に○ボタンです。そう難しいことではありません……なんてね。偉そうですが、肉の白い部分を注視していれば、たぶんそれほど問題なく焼けるのではないかと思います。もう1つの方法は音です。あの楽しい音楽が流れ終わってから2拍目のところで○ボタンです。ここで注意しなければいけないのは、2拍終わってから……ではないことです。それでは3拍目に○ボタンを押すことになってしまいます。ちゃんと2拍目で押すことができれば、上手に焼けるはずです。
この訓練は、なんの問題もなかったですね。あっさり、こんがり肉の納品に成功しました。
さて、次! 次は……ハチミツ2個の納品。こんな基礎のうちから、ハチミツか! とも思いましたし、「あれ? 雪山でハチミツって……どこだっけ?」とか思ってしまいました。僕にとってハチミツは、密林のものだったので。
正直、その場所を思い出すまでにはかなり時間がかかりました。エリア4です。エリア4に、ハチの巣がぶら下がっています。具体的には、エリア1からエリア4に入り、右にぐっと回っていった先の行き止まりの一番奥。そこにハチの巣があります。しかも、基礎訓練だからか、めっちゃハチミツが採取できました。なんだかすごくうれしい気分になりましたよ、はい。ハチミツは、やっぱり人の心を豊かにしますね。基礎訓練でなければ、こんなに大量に採取できることは滅多にないのですが、それでもうれしかったですねぇ。鼻歌まじりでキャンプに戻り、無事、納品することができました。順調。順調でございます。順調でございますが、あれ? もう終わり? 考えなしに書いておりますorz 続きは電撃ゲームス「狩られ道亜種」で!(株式会社アスキー・メディアワークス ゲームメディア主筆/倉西誠一、201007120908)
※この文章は電撃PlayStation 2010年07月22日発売号に掲載されたものです。