【狩られ道黒毛 1/2】尻尾の教え[倉西]

お！　明日じゃん！　明日が楽しみ！　というあたりは、たぶん別な記事に書いてあると思うので、そちらを御参照ください。すげぇ、楽しみ。楽しみなんてものではないわけですが、個人的にはその前に『ぽかぽかアイルー村』。これがまた異様に楽しみ。まず、あのグラフィックだけでヤバイでしょ？　ずるいでしょ？　やらずにはいられない感じでしょ？　あぁ、楽しみだ。

という謎の入りをいたしましたが、セカンドキャラ、karareco。順調です。順調に村長クエストの★1をクリアしました！　……って、そこくらい順調じゃなかったらイヤですけど。どんだけ先が厳しいんだって話ですが、順調です。でもですね、村長クエストの★1や★2だって、決して油断はなりませんよ。いきなりティガレックス出ますから、はい。びびった、あれは。こっちはまだまだマフモフに身を包んだkararecoです。あんなの、触っただけでアウトですよ。雪山エリア6に駆け込んだところでヤツの姿が見えたので、思わずくるっとエリア5に引き返しちゃいました。それではなんの解決にもならないのですがorz　しかも、ティガレックスがいると思ってなのか、その時はポポもやけに好戦的でした。普段は知らん顔して歩いているか、あるいはのっしのっしとゆっくり逃げていくだけのポポが、向かってくるんです！　こっちに！　でもって、どーんと頭突きされると案外、痛いんです。そして、怖い。普段、こっちに向かってこないヤツが向かってくるのですから、むしろ怖い。よく見ると、ポポ、決してかわいい感じではないですしちくしょう。ティガレックスに食べられちゃえばいいのに！　うそです、ごめんなさい。だからその頭突きをやめてください。

そんなこんなで進んでいますkararecoも、いよいよ村長クエスト★2に踏み込みました。村長クエスト★2になりますと、けっこういいメンツが並びます。ドスギアノス、ドスファンゴ、ドスランポス、イャンクック、ババコンガ、ドスゲネポス、ドスガレオス、ランゴスタ……（最後だけちょっと違う。でも、イヤな相手であることは確か）。しかも、こっちはまだ大骨銃槍＠ガンランスです。満足に強化もできていません。いっそ、アドパにつないでどーんと！　どーんとハンターランク上げていただいちゃって……と思わなくもなかったのですが、それは最後の手段にとっておくことにして（今回、できるところまで一人プレイでネコートさんのクエストまではクリアしようと考えています）、一人、★2の強敵たちに挑むことにしました。

当然のように、やっかいだったのはイャンクックでした。ハンターさんたちの間では「モンスターハンターの基本を教えてくれるクック先生」と言われることもあるイャンクック。確かに、ヤツとの立ち回りには、『モンスターハンター』の基礎がつまっているような気がしました、改めて。

ほんっと偉そうですいませんですが、イャンクックとの立ち回りで改めて感じたのは、攻撃の応酬、攻防のくり返しということでした。『モンスターハンター』は最高峰のアクションゲームですので、決してそういうことはないのですが、まだはじめたばかりという方は、こう考えてみてもいいかもしれません。こっちが攻撃したら、次はモンスターの番、モンスターが攻撃したら、次はこっちの番……というように、『モンスターハンター』の立ち回りは攻守交代交代のターン制である、と。違いますよ、実際には違います。でも、そう考えるのがわかりやすいのではないかと思うのです、最初のうちは……といいますか、今回、僕も改めてそう考えて、あの怪鳥、イャンクックに挑身、見事にこれを狩り切ったのです。

※この文章は電撃PlayStation 3月26日発売号に掲載されたものです。