#dgames 【本体メモリが足りません】 Wiiの魅力はバーチャルコンソールにアリ！（後編）

※この文章は電撃ゲームス11月20日発売号に掲載されたものです。 超能力RPGの真の魅力は 音楽にアリ！ 　1987年にコナミから発売されたアクションRPG『エスパードリーム』。おとぎ話のような世界が舞台で、ナルシス族にさらわれたアリスという少女を助けて世界に平和を取り戻すため、銃と超能力を駆使して冒険を繰り広げます。当時主流だった剣と魔法のファンタジーRPGとは一味違う、独特の世界観と雰囲気が特徴です。 　冒険の舞台としてワールド１～５までが存在し、それぞれ難易度が異なるのですが、最初からすべてのワールドへ行くことができちゃいます。そのため、いきなり最後のワールドへ行って敵に瞬殺されるという、今のRPGでは考えられないような最後を迎えることもありました。ゲーム内でちゃんと注意はされますけどね。 任天堂ハードならおまかせ!? Mac佐藤 秋の夜長はゲーム三昧……とはいかず、ほとんどヒマなし。ダウンロードしたまま放置状態となっているバーチャルコンソールとDSiウェアをなんとかしたい！ 　バトルはアクションとなっていて、１画面のバトルフィールド内を移動しながら、銃と超能力による攻撃で敵と戦います。銃は一直線に飛ぶ弾でいくらでも撃てますが、威力は低め。超能力は強力ですが使用するにはEPを消費します。難易度は高めですが、しっかりレベルアップしていけばなんとかなるはず。 　とまあ一通りゲーム内容を紹介してみましたが、僕が『エスパードリーム』を好きな理由、それはズバリ音楽です！　いや、もちろんゲームも楽しいのですが、それ以上に音楽が神懸かっていて、本作を評価しているも、必ずといっていいほど音楽を理由に挙げています。特にお気に入りなのは、軽快なノリのフィールドの音楽と、サンバ調で明るいエンディングの音楽ですね。 　今ゲームを遊んでみると、不親切だったり理不尽だったりする部分もありますが、ゲーム音楽好きならぜひプレイして、素晴らしい音楽を堪能してみてください。 ディスクシステム史上 最高傑作のSTG!? 　1986年にポニーキャニオンから発売された（開発はコ ンパイル）、縦スクロールSTG『ザナック』。バリエーション豊かなパワーアップや、「ALC（自動難易度調整機能）」による敵の強さの変化など、独創的なシステムで数多くのシューターを魅了しました。 　ALCは、敵の要塞や偵察機を破壊できたか、どれだけ弾を撃ったか、自機のミスの回数などによって、敵の出現数や耐久力、敵弾の数などが変化するシステムで、人それぞれ難易度の印象がまったく異なるのも面白かったですね。ちなみに当時は、連射装置つきのコントローラを使うと難易度が上がる、とされていましたが、バーチャルコンソールの『ザナック』紹介ページによると、ムダ弾を多く撃つと難易度が上がる、と記載されています。つまり、敵が出現していないときは弾を撃たなければいいわけですね。また1つ、賢くなりました(笑)。 　あと個人的にひかれたのは、高速スクロールによる圧倒的なスピード感です。あまりの速さに思わず見とれてしまい、いつの間にかミスしていることもしばしば。完成度が高く、今プレイしてもその魅力は決して色あせていません。STG好きなら迷わず買いの1本です。 ※電撃ゲームスのツイッターアカウント dengekigames ※電撃ゲームスについてつぶやいていただける際は、上記アカウントへの@mentionにしていただくか、あるいは#dgamesをつけていただくとありがたいです。 ※電撃ゲームスへの御意見、御要望、御質問は、下記アドレスでもお受けいたします。 dengekigames@gmail.com ※お寄せいただいた御意見、御要望、御質問には、極力、お答えしたいと考えていますが、すべてにお答えすることはできません。あらかじめ御了承ください。 また、特にこちらからお願いする場合以外は、メール等への個人情報の御記入はしないでください。こちらから個人情報の御提供をお願いする場合、御記入いただいた個人情報は各企画のためのみに利用させていただきます。