#tgs09 #tgs 『光の4戦士』プレイレポート(まっつ)
現地からお送りしたとおり、
スクウェア・エニックスから10月29日に発売(予定)される
DS専用ソフト『光の4戦士 -ファイナルファンタジー外伝-』がTGSで試遊できたのでプレイしてきました。
試遊バージョンですが、TGS仕様ということもあり、キャラクターは最初から4人いて、アイテムや宝石なども充実した状態から始められます。
つまり、いろいろと試せる状態から始められるというわけです。
また、町の人々のセリフは皆、TGSに来てくれたプレイヤーに対して向けられていたのも印象的。
町の人が、普通にこの作品の魅力や特徴などをわかりやすく語ってくれているので、なんだか新鮮です。
この試遊バージョンを遊べるのはTGSの期間中だけだと思うので、ぜひとも逃さずプレイしてほしいですね!
さてこの作品の印象ですが、まず絵本のような、あたたかいグラフィックに目が奪われました。
(フィールド上の草むらが、一陣の風になびくさまが素敵!)
セリフまわしなどもクセがなく、すんなりと頭に入ってくる感じです。
宿屋、道具屋、武器屋、そして町の奥に王様が待っているところなど、初期の『ドラクエ』作品を思わせ、なんだかとても懐かしい感じがしました。
電撃ゲームスのインタビューを読んでもらえばわかりますが、開発陣は、古き良き時代のRPGを強く意識しているみたいですね。
さて、『ファイナルファンタジー』シリーズといえば、ジョブの存在が頭に浮かびますが、この作品では、クラウンというシステムがジョブにあたるようです。
クラウンは、職業を変化させる帽子のような存在で、使えるアビリティが追加されたり、ステータスが変化したりします。
クラウンの種類によってキャラクターの外見が変わるのも、注目ポイントですね。
試遊バージョンでは、旅人、黒&白魔法使い、シーフ、詩人などのクラウンがあったと思います。
ちなみにクラウン自体も成長させることが可能で、成長するほど、より強力なアビリティが使えるようになります(成長させるには宝石が必要)。
なお、クラウンの種類は、試遊バージョンだと5種類ほど使えましたが、まだまだ種類はありそうな感じでした。
これらのクラウンをすべて集めて極めるのは楽しそうです。
装備品なども種類が豊富そうだし、やり込み要素もバッチリな予感です。
続いてバトルシステムですが、こちらは従来のRPGにはないテンポのよさに驚きました。
本作では、敵を攻撃したり味方を回復したりする場合でも、攻撃か回復かを選択するだけで、すべて各キャラが自動で対象を選んで実行してくれます。
自動というと勝手にトンチンカンな行動を取りそうな印象がありますが、決してそんなことはなく、自分が思ったとおりの対象を選んでくれます。ストレスはまったくといっていいほど感じませんでした。
なお、本作にはMPが存在しないようです。
魔法も含め、バトル中の行動はすべてAP(アクションポイント)を消費しながら行う形のようですね。
アビリティは、強力になるほど使用時にAPを大きく消費するので、コマンドの使い分けが重要になるといった感じ。
APを増やすコマンド「ためる」をうまく使いながら、戦うのがポイントとなりそうです。
テンポがいいだけでなく、こういった戦略性もあるので単調な戦闘にはなりません。
試遊バージョンでボスモンスターと戦いましたが、けっこう手ごわくて緊張感のある駆け引きが楽しめました。
総じてオールドゲーマーにとっては、懐かしさを感じるRPGですが、若い世代のゲーマーやライトユーザーでもじっくり、かつ気軽に遊べそうな作品だと思いました。
電撃ゲームスの記事上でも、開発陣のインタビューを絡めながら、ゲームシステムなどを詳しく紹介しているので、気になる人はチェックしてみてください。
ワタシがプレイしてみた感想はこんな感じです。
ありがとうございました!