#tgs09 #tgs 『大神伝』試遊之心得其ノ壱[究極の選択編](そみん)
『大神(おおかみ)』ファン待望の最新作『大神伝 ~小さき太陽~』(DS)。
DSという携帯ゲーム機でのプレイ感覚はどうなのか?
グラフィックや音楽はどうなのか?
小さいわんこのチビテラスは本当にかわいいのか?
気になるアレコレについて、カプコンブースでの体験版を遊んだプレイレポート&遊ぶ際の豆知識をお届けします。
あ、まずおさえておくべきポイントとして、試遊を終えると特製のオリジナル扇子がもらえます。
これがまたイイ出来なので、競争率が高くなることは必至!
混雑が予想されるので、このレポートであらかじめ予習しておくと役立つ……かもしれません。
ではでは、最初のポイント。
体験版では、「基本」と「実践」と2つのコースの1つを選ぶことになります。
「基本」は、いわゆるチュートリアルがメイン。
よくいえば、本作からの新システムや操作感覚をまんべんなく触れることができます。
あえて悪くいえば、まあ、言われたことをなぞることになるので、自由に遊べる感じは少ないです。
「実践」は、基本操作を踏まえた前提で、実際の本編に近い感覚で遊べます。
こちらの長所は、新作感覚で新たな謎解きを楽しめること。
『大神』を遊び尽くした人ならば、試遊前に見せてもらえる操作方法カードを把握しておけば、問題なく遊べるかと。
難点は……ある程度の知識を持っている人を前提とした作りなので、新要素が必要な部分などで戸惑いがちになります。
まあ、そんなときは周りのスタッフの方に教えを乞うのが無難かもしれません。
で、試遊は時間制での交代となるので、どちらを選ぶか悩みます……が、そこで時間を浪費するのはもったいないかと。
ならんでいる間に、いや、家を出る前から、どちらを遊ぶか決めておくのがよいでしょう。
個人的なオススメは、やっぱり「実践」コースです。
謎解きあり、バトルありと、ホントに本編さながらの感覚で遊べるので楽しいです♪
ファンなら「筆しらべ」の感覚は身体が覚えていると思いますし、大枠の部分は『大神』と同じ感覚でプレイできます。
移動は十字ボタンで「筆しらべ」はタッチ操作……と聞くと煩雑に感じるかもしれませんが、実際に遊ぶと気になりません。
「筆しらべ」を行う際は、LorRボタンで時間を止めるような形となるので、あわてる必要はありませんし。
移動時のカメラや視点の動きもよくできていて、戸惑うことは少ないと思います。
場面によってはかなりカメラが引いて、広く画面が映し出されて2Dゲーム感覚で遊べるケースもあります。
それに加えて2Dのミニマップも常時表示されているので、道に迷ってストレスがたまることもないです。
念のため、あらかじめ注意をしておくと、相棒のクニヌシを降ろして別行動をさせるための操作方法だけはしっかりチェックしておきましょう。
これはもう、本作からの重要な新要素となるので、いざというときに備えて覚えておくのがオススメです。
とまあ、「実践」ばかりをプッシュしてますが、「基本」のコースを選ぶのも間違いじゃありません。
当然ながら、チビテラスのかわいさにつられて初めてプレイする方は、迷わず「基本」を選ぶべき。
操作方法などがマニアックなゲームじゃないとはいえ、「筆しらべ」という独特のシステムがあるので、それを知らずに遊んでも本作のホントのおもしろさを見落としてしまう危険があります。
それから「基本」の大きなメリットは、「実践」よりも多彩なシステムに触れられること。
「実践」では体験できない(はず)の「筆神縁取り」など、チュートリアル寄りの「基本」でしか触れない要素もあるわけです。
つまり、時間さえ許せば「基本」と「実践」と、2回遊ぶのも大いにアリなワケですな。
(つづく)