【MHP 2nd G】迅竜狩猟・弓 樹海最後の戦い(4/4)
うわー! うわー!
こう文字で書くとなさけないorz 声にならない叫びを心の中で上げていました。まるで中国四千年が塩漬けにぐるぐるパンチを繰り出したように(某格闘コミックファン以外の方、ごめんなさい)。30個あるということに安心した僕は、ろくに狙いもせずに音爆弾を投げ続けました。何度かはナルガクルガがダウンし、何度かはひるみもしました。もちろん、すかさず攻撃を加えました。それなりにうまくいっていたようにも思えました。しかし、その時です。
力尽きました。
力尽きるなら前に向かって倒れたい。またそのネタかよ < 俺 というか、忘れてました。僕の音爆弾とラッテの大タル爆弾に攻め立てられたナルガクルガは、やたらめったら怒っていました。怒ってない時がないというくらいに。そうなると、残り体力に注意していないと、ちょっとした攻撃を喰らっただけで力尽きてしまいがちです。普段なら、ここで確実に安全な立ち回りに撤する僕なのですが、この時は違いました。やっぱり30個の音爆弾に慢心するあまり、がんがん音爆弾を投げつけ続け、ナルガクルガは怒りまくり、そして音爆弾の素材が底をついたころ、2落ちしていました。
音爆弾が、ない。30個、よくぞ投げ、そしてよくぞハズしたと思うのですが、きれいさっぱりなくなりました。時計の針は20分をさしていました。順調な武器であれば、もうマップ上のナルガクルガのアイコンが黄色くなって、捕獲準備にかかるところですが、真っピンクです。きれいにピンクです。音爆弾と同時に打つ手を失い、呆然と仕掛けた僕の背後から、導火線に火のついた大タル爆弾を持ち上げたラッテがやってきて、ナルガクルガの顔面にそれを炸裂させました。切なげな叫びを一声上げて、ナルガクルガがひるみました。
ラッテ! ラッテ! 僕は……僕は……。
弓による迅竜狩猟。かんちがいもはなはだしい天啓、秘策で挑み、慢心した僕。やっぱり、そんな秘策はうそっぱちで、心折れそうになっていた、僕。そんな僕のことなど意に介さないように、ラッテは表情一つ変えずに、倒れても倒れても高速回復の術で立ち上がり、爆弾を持ち上げてナルガクルガに向かっていきます。この苦しい狩りも、もう終盤なのでしょうか、ナルガクルガは何度も何度もひるみ、僕は……僕は完全にラッテのおかげで、安全に貫通LV5を撃つことができました。ぶるぶると、小刻みに手が震えました。涙なのか、にじんでよく見えないPSPの画面の中で、樹海最後の戦いをラッテが繰り広げていました。これが秘策、ラッテこそが僕の天啓。
40分が過ぎたころ、身体を大きく持ち上げてから、ナルガクルガが地面にひれ伏し、目的を達成しました。目的を達成しました。僕ではなく、ラッテが……。
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電撃オンライン(20080119)
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