そしてこの日、開発スタッフが向かうク
エストは大連続狩猟ク
エスト「湿地帯の捕食者たち」と発表され、会場がどよめきました。このク
エストには
ババコンガ亜種、
ゲリョス亜種、フルフルが登場します。かなりな難関ク
エストです。かろうじて裸ではないとはいえ、一人、緑のアフロヘアがいます。不安が高まったところで……。
「あ、メシ食うてくるの忘れた」。
藤岡さんでした。「まぁ、薬でなんとかするわ」と軽く答えていましたが、会場には笑いと緊張が同時に起こっていました。藤岡さんは主戦力という認識が広がっているのでしょう、藤岡さんの不安はク
エストの成否に大きく影響します。
「良三さんとこんなに長い時間、同じエリアにいるのははじめてですわ」。
一瀬さんが言う通り、辻本さんはまじめにク
エストに参加していました。一生懸命に、
ババコンガ亜種に向かって弓を撃っています。時に
ガブラスにやられそうになりながらも、真剣そのものです。しかし、その時がやってきました。藤岡さんが背後から
ババコンガ亜種に突進したところで、大放屁を喰らって吹っ飛んだのです。
「任せとけ！」。
「あ、消臭玉忘れた。なんか今日は忘れてばっかりやなぁ」という藤岡さんの言葉が終わる終わらないかで辻本さんが叫び、玉を投げました。けむり玉です。「それ違う！」という三人からのつっこみは意に介さず、辻本さんは二発、三発とけむり玉を投げ続け、視界は煙で真っ白、まったくなにも見えなくなりました。「うわ、霧の中からうんこ飛んできたで」。藤岡さんの悲鳴に、会場は大爆笑。ケムリ玉を効果的に（？）投げて満足したのか、辻本さんが華麗なバックステップを披露しているうちに、
ババコンガ亜種は無事、討伐できました。
続いては
ゲリョス亜種です。「こいつは毒に注意せなあかんで」と、口ではまっとうなことを言いながら、辻本さんはけむり玉を投げ続けています。「あっ」。でも、結局、毒攻撃を喰らってしまい、緑のアフロからムラサキの毒エフェクトが立ち上りました。「なんか湯気出てるで」という三人からのつっこみに、会場も爆笑。見せてくれます、辻本プロデューサー。
「良三さぁ～ん、
ゲリョス（亜種）、倒れてますよ。剥ぎ取りですよ、良三さんの大好きな」。
一瀬さんが声をかけ、辻本さんが剥ぎ取りに向かったのですが……はい、死んだふりでした。一回剥ぎ取ったところで辻本さんが吹っ飛ばされましたが、その直後、
ゲリョス亜種討伐も無事に終わりました。
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