【MHP 2nd G】モンスターハンターフェスタ'08 福岡大会（その15） *

次に解説されたのは、「MHP」シリーズには初登場のヒプノック。眠鳥という通り名の通り、睡眠ブレスが最大の特徴なのですが、なぜ、それをヒプノックが身につけたのかというと逃げるためだったとのことでした。もともとは大変臆病な鳥竜種らしく、睡眠ブレスで敵を眠らせてから捕食するのではなく、逃げるためにそれを身につけたのだそうです。そうは見えないけどなぁw　でも、言われてみれば脚力も発達してるし（連続キックは本当に憎い時がありますよね）、あまり飛ばない鳥として逃げることに特化していると言えないこともない。実際に棲息するもので考えると、睡眠ブレスを吐くダチョウみたいなもの？　ちょっと違うかな。

そして続けて解説されたのは、「MHP 2nd G」で初登場、大人気のモンスター、ナルガクルガです。ナルガクルガの大きな特徴として、両前脚に残る、ブレード上の翼があります。あれが何故、あのようなものになったのかということなのですが、これは樹海での生活に適応するために、翼がそのように変化したとのことでした。これはわかりやすい。たとえばレウス、レイアのような立派な翼のままだと、うっそうとした樹海では木の枝等にこすれて傷ついてしまう。それよりは小さくはなるけれどもブレード上に硬くなれば、逆に枝なんかは切ってしまうようになるので、樹海での生活がしやすくなるとのことでした。さらに基本的にはナルガクルガは樹上生活を営んでいるのだそうです。確かに、そういえば確かに、木の上で寝てたかも、樹海のエリア5で。違ったかなぁ。さらに会場から寄せられた質問に藤岡先生が答えるというコーナーも。その質問もナルガクルガに関するもので、人気の高さがうかがえたわけですが、最初の質問は名前の由来。これは蛇を意味する言葉であるナーガと、豹（だったかな？　大型のネコ科の動物ですね）を表すクーガーをくっつけたものがベースになったそうです。ただ、ナーガクーガーではちょっと間のびもしていてヘンなので、土着的な音に変換してナルガクルガという名称になったとのことでした。ふむふむ。おもしろかったのは「もしもティガレックスとナルガクルガが戦ったらどっちが強いと思いますか？」という質問。「ティガレックスとナルガクルガは棲息地域が異なるので、縄張り争いなんかはしないんですが」と前置きした上で、「もしも、戦ったら、ですよね……」と、藤岡先生が答えようとしたところで、小嶋さんが「ナルガクルガじゃない？」と。ところが、藤岡先生は「いや、ティガレックスじゃないかなぁ」と、二人の意見が分かれました。小嶋さんはナルガクルガのトリッキーな動きが優位だろうというお考えで、藤岡先生はそれでも攻撃が当たればティガレックスだろうという御意見。どっちにしても、すごい戦いになるだろうし、どこで戦うのか？　ということもポイントになりますよね。藤岡先生のお話1つ1つが深かった、このコーナー。この後、各会場ごとに違うモンスターについてお話ししてくださるとのことでした。楽しみです。僕は一度、飛竜種の進化についてお聞きしたいですw ■電撃オンラインのモンスターハンターフェスタ'08 福岡大会レポートは、こちらをどうぞ。