ここに至るまで、何度も
アカムトルムの腹の下に突進していた僕は、はたと気がつきました。忘れていました。ランスにはガードがあるじゃないですか。つまり、腹の下に潜り込んでガード突き、あるいは上突きを繰り出し、ヤツが次の攻撃に移ったら尻尾方向に向かってガード。それをガードしたらまた突きです。これを繰り返した方が、無謀に突進を繰り返すよりもしっかりダメージを与えることができるのではないかと……なんとも基本的な戦法に気がついたのです。
実際、この戦法を試してからは、なかなか力尽きなくなりました。慎重派ですからね。極論すれば、しっかりガードして突きを繰り返すだけですから。ガード性能は発動させていませんでしたから、いちいち後ずさりしたりはしましたが、それでもめげずに歩をつめていって突きまくりました。
いや、しかし、この立ち回りはなんとも……w というのも、
アカムトルムの腹の下からあまり出ませんから。画面はいつも、白というか腹の下のベージュっぽい色です。たまに怒らせると赤黄色くなったりもしますが、変化といえばそれくらいで、ある意味、リリーの方が
アカムトルムの周囲にいて、ヤツとの立ち回りを楽しんでいたのかもしれません。リリーの活躍も……ほぼ一切見えなかったのでわかんなかったですけどねorz
自分で思いついた珍妙な作戦には挫折し、陛下にアド
バイスをいただいた極基本的な立ち回りで、無事、ランスでの覇竜討伐に成功しました。余計なこと考えちゃいかんのだなぁ、まだまだなんだなぁ、俺は……と、勝って兜の緒を締め直しました……って、ジジィかよ < 俺 という感じですが、たまには40歳の日本人男性として、こういうことも書いておいていいかもしれません。
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